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シンクロニシティ!光の人☆覚めの道! 「般若心経」★最強Or最怖の巻⑨

霊能者も宗教も解決できなかった問題を
解決してくれたのは従妹の親友の
専業主婦でヒーラーの真理さんでした。

私は、税理士で神仏を見えも感じもしないのに
般若心経に若いころにハマった。

開運、心の安定、浄霊に良いなど様々な
般若心経の解説本を読んだ。

もう二度と般若心経は読まないと誓っていた私は
とんでもないところで必死になって読むことになってしまった。

しかも、2回も。
一回目は青木ヶ原樹海。
二回目は身曾岐神社に向かう車中で。

青木ヶ原樹海での立ち往生の際に、
成仏していない霊達が乗り込んできた。
その数数万体。

「訳があって亡くなった人達を供養するどころか、
思いも寄せることも事情を察することも、
慈悲で手お合わせることもなく物のように扱い、
挙句の果ては恐怖の心霊としてしまう。
人の厚かましさが許せない。」

この言葉は、霊達を導いた神霊だ。
眞理さんは、神縁神託のヒーラーで巫女で、
霊能者でもサイキッカーでもないもない。

神々の導き、神仕組みの一環だ。
高速を走るステップワゴンは、山梨の身曽岐神社に向かう。
ここが終着点だという。

ここから樹海の霊は上がるという。
眞理さんを通して神霊は
「般若心経を読んでください。」と言う。

樹海では、何千回と今まで詠できた般若心経はループして、
詠み終わらなく焦りと緊張で呆然とした。
今回は上手く詠めた。

しかし、眞理さんは
「上がりたくない、上がるのが怖いと言っている。」
と伝えてきた。

私は、小学生の時に菩提寺の真言宗の和尚さんから習っ、
た大日如来の光明真言を詠むことにする。

印を組み光明真言を読む。
確か7回のはずだ。
眼をつむりゆっくりと唱える。

仏のへの帰依無くしてのお経は危険を思い出す。
大日如来坐像を観想する。

7回読み上げた瞬間に身曾岐神社に到着した。
決まったピッタリ収まった。
やった感があった。
シンクロニシティだ。
ピッタリだ。

ミュージシャンのゆずの家族が立ち上げた古神道の神社だ。
眞理さんによると祓い清めの御神徳らしい。

本殿前の拝殿が他の神社と明らかに異なっていた。
伊勢神宮の御垣内とそっくりだ。

「上がって行かれたのですか?」
と真理さんに尋ねると
「まだ、上がっていません」
との返答だった。
ガーン。


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