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14.【運命の神様に感謝しなくちゃ・・・②】

奈良の祈りの親子旅。
朝目覚めたら、iPhoneの画面に神奈川県の自宅から、奈良県の天河大弁財天社までの車のルートが表示されていたことから始まりました。

その出来事から、一週間後。
次男が、壮絶な痙攣発作をおこします。

そして、その2ヶ月後に、奈良への祈りの親子旅が実行に移され、
帰ってきて、まもなくのこと。

再び、次男に試練がおとずれました。
以下は、当時アメブロに掲載したものをこちらのnoteに再掲したものです。
⑤まで続きます。

今日は2日目です。


【運命の神様に感謝しなくちゃ・・・②】

顔面が、半分血だらけの次男坊を見て、
ことの大きさに、ドキドキがおさまらない私は、

次男坊の手をにぎりながら、
男性の話を聞きました。


お医者さまだというその男性は、
休日にお子さんと公園で遊んでおられたようで、


男性のそばには、幼い二人のお子さんがいました。

お兄ちゃんは、おうちまで血をぬぐうためのティッシュを取りに走ってかえってきてくれました。

『これは、ちょっと縫うかもしれないですね。
 形成(外科)にかかった方がいいかなあ。
 脈も正常だし、大丈夫。』


どうやら、ごろごろと石が埋まっているところを歩き、
足をすべらせて、ぶつけた石がかなり鋭利で、
切れてしまったよう。

そばには、こどもたちの親友兄妹がいてくれて

何かほっとしたような表情をしてくれました。

とにかく、病院に連れて行かなくちゃ
ありがとうございます

男性にも、こどもたちにも、みんなにありがとうを伝えながら、


次男を抱いて、もう大丈夫だよ。痛いね。病院に行こうねと抱きしめながら
車のある駐車場に向かうと、
夫が歩いてきました

夫もまさか、まさかのひどいケガに、
声をあげて、次男にかけより、
とにかく、救急に行ってきますと
別れました。
(ケガの状態を先にみてもらえてよかった)

道行く人に、形成外科なら、一番近い、あそこの総合病院よ。ああ、これは痛いわね。と声をかけてもらい。


私は、おかげさまで行き先を定めることができました。

長男坊には、家に戻ってもらい、保険証を持ってきてもらい、駐車場でおちあう約束をして、

くれぐれも自転車のスピードを出さないでとお願いして・・・

みんなで車に乗り込むと、車を走らせながら、ホメオパシーを。


恐怖、死んでしまうのではないかと思う恐れを感じたときに、アコナイトを次男坊に。そして、長男坊。私自身に。

続いて、頭を強打しているため、次男坊にアーニカをリピート。

病院は、駐車場から混んでいて、渋滞。

警備の方がいらしたので、
『救急でみていただきたいです!』と
声をおかけすると、

『救急なら、こちらへどうぞ!』とすぐに誘導してくれました。

急いで、受付へ。

午前の受付が終わったあとだったようですが、
すぐに手配してくれました。

流れる血をティッシュで拭おうとすると、
『ティッシュはやめた方がいいです!ちょっと待っていてくださいね』と救命士の方がきてくださり、ガーゼで保護してくれました。

次男坊は、そのころには、すっかり落ち着いて、
しずかに、抱っこされています。

すぐに、形成外科に案内してもらいました。

看護師さんが、待合ソファのところまできてくださり、

前の方の処置が長引いているので、
次でお呼びしますから
ごめんなさいね。もう少し待っていてくださいね。
と丁寧に声をかけてくれました。

私は、再び、アコナイトを3人で。アーニカを次男坊にリピートしながら診察を待ちました。

待合のソファで待つこと10分ほどで
診察室に入れてもらいました。

次男坊は、かかりつけのお医者さんのいる病院にしか
かかったことがなかったので、


マスクをして白衣を着ているお医者さんに一瞬
息をのんで、足がとまりましたが、

大丈夫。手をにぎると、
先生の前にすわりました。

『転んだかな?』先生は、ガーゼをあけると
おっという表情で、


『これは、縫った方がいいな』
『ちょっと準備をするから、待っててね』

次男坊、ベッドに横たわりました。

不思議なほど、次男坊が落ち着いていて
ベッドに横たわるのも、
ケガをみせるのも
何も嫌がらず、

血だらけの顔面を
先生が拭いてくださるのも、
じっとしていて
『痛かったね、今、綺麗にするからね』の言葉にも
こくりとうなずきながら、きょうつけの姿勢のままじっとしています。

先生と看護師さんが
丁寧に優しく声をかけてくださって、
次男坊もわたしもおちついていました。


縫合のために、丸く穴のあいた紙を顔にかぶせても
次男坊は、すべてを嫌がることなく
受けとめているようでした。

さすがに、麻酔の注射には、痛がってからだを揺らしたり、
泣いたりするかもしれない。と覚悟して、
次男坊の手をにぎりつづけましたが、

お医者さんが上手にしてくださり、
次男坊は、何度も目の周りに麻酔注射が打たれる中、
じっとじっとしていました。

③につづきます


今日も、あなたとあなたの愛する人が
幸せでありますように

心からお祈りしています

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今日も、読んでくださり、うれしいです。
ありがとうございます。

また明日。

愛しい日々を。

咲多美唯喜

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