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小説『天使ってなんでデパートが好きなの?』のプロモーションビデオを創りました。

創作大賞2024の、ミステリー小説部門に応募した私の作品。私も付き合いがいいよね。三つの長編を出している。皆、スキをして応援しよう!

天使がばたばたばたばた飛び回る15秒の動画。ちょっと、この小説になにが書いてあるのか、少し抜粋してみます。

レオンの左隣に馬の癖に色がピンクで、金ぴかの立派な角を生やしているのが立っている。右隣には、薄緑色の竜が立っている。三人とも同じくらいの背丈だ。壮太が聞く。
「その人達、なんなの? 御友達?」
二人共、シャイなのか、緩く笑って下を向く。
「そうそう、ファンタジーの基本だからね。ユニコーンとドラゴン。小説とか、アニメとか」
壮太は、なんだ馬と竜じゃなくて、ユニコーンとドラゴンか、随分、はいからだな、と思う。
「可愛いでしょ。こっちの名前は太郎で、そっちの名前は四郎なの」
「それが太郎と四郎なら、次郎と三郎は何処へ行ったんだ?」
「さっき、デパートに買い物に」

『天使ってなんでデパートが好きなの?』千本松由季 137,000字

まあ、大体このようなことが書かれています。その異世界では、男の子が化粧をするのが流行っていて、皆でデパートのコスメ売り場に通っている。

プロモーションビデオにはずっとK-popを使ってきて、今回初めて卒業しました。二年くらい掛かったね。おめでとう! まあ、もう使いたい曲は全部使っちゃったし。


しかし、今回の曲、自分でもびっくり! こういう所に落ち着くんだな。

びっくりした? どんな曲か知りたかったら、動画を観よう。15秒。


私って偉そうに「小説の書き方」とかをやっているけど、作品はこのように柔らかい。ユニコーンとドラゴンと天使達が、デパートに一緒に買い物に行く。その異世界には、三島由紀夫と手下の盾の会の若者達がいて、毎日一緒にジムに通っている。

三島由紀夫に傾倒している高校生がいて、異世界への扉を開けてしまう。

だからね、この小説、ただのふざけたファンタジーだと思われるかも知れないけど、実は完璧三島由紀夫に捧げられている。

ちなみにもっと最近に書いた小説は、銭湯にいたら、芥川龍之介が入って来て、一緒に湯に浸かった、という話だ。それも芥川龍之介に捧げられている。


三島由紀夫はね、ほんとにほんとに困った人だ。なかなか成仏しないけど、成仏って神道ではなんて言うんだろう? 天皇陛下万歳三唱をして死んだんだから、神道だよね? でも彼は先祖の墓に入ったから、そこは仏式だ。

『天使ってなんでデパートが好きなの?』の冒頭で、主人公が三島由紀夫の墓参りに行って、そしたらそこに山の様に天使達がいて、ハレルヤの大合唱をする。宗教が滅茶苦茶だ。


こないだのYouTube『午後の曳航』の書評で結構こき下ろしたから、きっと三島は機嫌が悪い。

三島由紀夫『午後の曳航』について

三島は女性達を水中花
くらい淡くしか書かなかったのに、
彼の男達は確かに
存在している。

私の感想。

YouTubeショート。15秒。

YouTubeショート。15秒。

三島由紀夫に会ってみたいとは思うけど、何を言っても怒られそうな気がする。愛してるよねやっぱり。作品は好きじゃないのにね。生き様が好き。死に様も。生き様なんて、当たり前な言葉だけど。

三島の本を読んでいると、彼の息が掛かる程側に感じる。夏目漱石の小説を読んでいて漱石の気配を感じることはない。三島の存在を感じると泣ける。ちゃんと死んでいて欲しいと思う。無理なんだよねきっと。自意識が強過ぎて死にたくても死ねない。

それにしてもYouTubeさんは気難しい。別に男の胸くらいいいじゃん。乳首は隠してあげたんだし。下着も刺青も避けてあげたし。もう駄目だね。もう知らない。私は好きなように創る。『金閣寺』の時はね、結構気に入ってもらったけど。


じゃあ、もう一か所『天使ってなんでデパートが好きなの?』から抜粋。ここの所は大事な大事なシーンだから、まあ、あんまりいないとは思うけど、この私の137,000字越えの小説を読む気のある人は読まない方がいいかも。

 レオンは遂に瓶に触った。左手首の裏側に、スプレイする。隣にいる壮太にもはっきり感じる。白檀の香りだ。とても強い香り。線香の匂い。
 
 レオンは自分の手首に鼻を近付ける。無表情に壮太の顔を見る。テレビの画面が消えるように、レオンの姿がすっと消えて行く。そんな訳ない。壮太は半透明のレオンを抱き留めようとした。しかし、その抱き留めようとした彼はもうそこにいない。

『天使ってなんでデパートが好きなの?』

あと何か書くことがあったかな?

なんだか最近知らない人からスキされることが非常に多いけど、あれって皆何処で私のこと見付けるの? 私はこっちから知らない人を探したりしないから、どうやっているのか不思議。結構フォロワーが何千とかいう人もいるんだよね。私みたいなのにもスキを付けるからフォロワーが多いのか?

最近の私のフォローの仕方だけど、兎に角どんなに酷い小説を書いている人でも、ちゃんと書いているんだったら私はフォローする。小説は書いていてそれより悪くなることはないから、これから絶対よくなる。

以前は自己啓発、ビジネス系の人はフォローしなかったけど、そうなるとフォローする人がいなくなるし、記事にたった少しでもナイーブなところがある人はフォローする。あんまりプロフェッショナルで固まっている人は嫌だな、と思う。

一番好きなのは、元自衛隊とか、警察官とか。私の小説には100%警察が出て来る。『天使ってなんでデパートが好きなの?』にも大人数が出て来る。

詩はね、ほんとに微妙。noteにいい詩を書いている人はいない。言っちゃ悪いけど。でもね、つい数日前、凄く酷い詩を書いている人がいたんだけど、非常に個性的で、素晴らしい才能があると思ったからフォローをした。これからもっとよくなる。

そうそう、それから海外に住んでいる人も多いね。私がそういう話をするからだと思うけど。ドイツとかフランスとかにいる人もいて、英語すら駄目な私はまあまあ尊敬する。

一番嫌なのはね、まあ、絵文字やアニメ画は相変わらず嫌いだけど、一番嫌いなのは行の間の空いている人。スクロールするのが面倒。今私が書いている、この空き方くらいがちょうどいいと思う。エッセイだったらだけど。小説だったら、私は完璧にテキスト通りに書く。分からない人がいたら、漱石の『こころ』を捲ってみよう。あの書き方そのままに私は書く。

SNSってヴァーチャルな関係だと思われるけど、そうでもない。ちゃんと人間同士の繋がりが持てそうな人もいる。私も、もっとコメントを入れようと思っている。そういうのもいいんじゃないかな、と思う。

まあ、私みたいにYouTubeに本名、顔出しで三島由紀夫作品の文句を言っている人もいないと思うし。それはまあ、偉いことだと本人的には感じている。

そうそう、書評『午後の曳航』では久々に顔出しをしている。昨日、今日、と結構人が入って来る。皆も観てね。


252、『午後の曳航』三島由紀夫。誰も言わない感想と文章の分析。

この動画では、私自身の人生も語っている。書評で自分の人生を語るな、とコメントで言われたことがあるんだけど、いいじゃん、そんなこと。自分が喋っているんだから当然のことじゃないかな? どうかな?

皆、チャンネル登録して。ここのところ登録者が減る傾向があって、『午後の曳航』でまた持ち直しているんだけど、あのね、登録者が減るってなんで減るの? 別にそんなに邪魔なもんでもないと思うんだけど。

ここをクリックするとチャンネル登録ができます。……できると思う。


じゃあ、これから私はサークルの為の小説を書くから。私の入っているサークルはテーマが凄い。全くイメージが湧かない。いい訓練にはなりそう。私はここに五年も入っていて、そのお陰で作品数は非常に多い作家だと思う。

次回テーマは「単孔類」。何を書けばいいの? カモノハシが可愛いという話にして、元自衛隊と元警察官をいっぱい登場させようと思います。

それでは。

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