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【世界が変わる】〜知能を高める3つの方法〜

この記事における知能の定義

 知能を「知る能力」というふうに定義しています。例えば、全く同じ映画や、文章に触れた時にそこから得るものが多いことを知能が高いとします。
 いわゆる天才であれば、知らない言語のテクストを眺めるだけで、その言語の構造を理解し、内容を理解する事ができるかもしれませんが、ここではそういった領域の話はしません。
 具体的なことをいかに、抽象化し一般化するか。メタ的視点に持っていくか。そのためには何をすれば良いかという話をします。

具 体 例

★ 映画「マトリックス」を見たときに

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知能の低いA君は、
単なるアクション映画として映画を鑑賞し、
「俺もネオのように強くなりたい。そうだ、空手習おう。」という感想を抱いた。

知能の高いB君は、
映画の途中で、マトリックのストーリー、登場人物の台詞や振る舞いが「ソクラテスの弁明」、「プラトンの洞窟の寓話」、「デカルト」、「バトナム」の主張に沿っているということに気がつき、
「私たちが生きている世界もマトリックスのようなものだ。私たちは五感のレンズによって世界を見ているが、概念そのものを見ることはできない。しかしマトリックスというものが何か理解したネオが覚醒したように、見えているものだけに捕らわれず物事の本質を探索しようとする姿勢は私たちにとって大事なことに違いない」という感想を抱いた。

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↑ プラトンの洞窟の図 ↑
洞窟の壁に映し出された影のみが自分たちの世界だと信じる人々と洞窟の外に本当の世界があることを知った人間。
仮想現実の中で生きる人々と、その外に世界があることを知り、覚醒したネオ。

結 論(知る能力を高める3つの方法)

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1 本、映画などで知識を得る。
→ 知識がなければ、思考は深まらない。様々な知識というフィルターを通して事象を観測するからことに意味がある。

2 自分以外の人間の感想に触れる。

3 何事も否定しないでまずは受け止める。
→ 否定=思考停止、否定的な気持ちになった時は、なぜそう思うのかを分析してみる。

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