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古くなる新しい家

年末年始実家に帰省した。
平成元年に建てた新しい家は、新しい年号に突入し、気づけば築30年をこえている。
古い家の記憶は残っている。外にあった風呂やトイレでこぼこの土間、池や庭、畑、田んぼ。
水洗トイレ、追い炊き機能付きの風呂、フローリングのダイニング、小い畑、隣の家との境界、全てが新しい家に心躍った記憶がついこの前のように思い出せる。
大学で家を出た私にとって、住んでいた期間は8年でしかないが、心落ち着く場所であり、存在し続けてほしい場所となっている。
日々古くなる新しい家を継ぐべく行動を起こさなければと思う今日でした。

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