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「特別」の条件

子供の頃。
年に1度だけ子供会で振る舞われるハンバーガーは
とびっきりの「特別」だった。

子供ながらに
「この世のものとは思えない…」
と感動するほど特別おいしかった。

大人になって会社の向かいには
あの時と同じハンバーガーショップがあって、
やっぱり特別においしかった。

でも

残業が当たり前で、
夕食をハンバーガーで済ます日が続くと、
感動は感じなくなった。

仕事をしながら片手で
食べるハンバーガーは
「特別」ではなくなってしまった。

「特別」の条件。

「特別」を「普通」にしないこと。
ここぞ!という時に心して味わう。
だから特別。

君の喜ぶ顔、たくさんみたい。
だけど、「特別」を与え過ぎることは、
時にその「特別」を
奪ってしまうことになるのかも。

お誕生日のケーキ。
山の上のカップラーメン。
どれもずっと、
心躍る「特別」であってほしいから。

「特別」は「普通」の先に。

ちっとも映えない「普通」な
毎日が「特別」を作る大切な構成要素。

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!

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