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生活感と作品性

長いこと料理の写真を撮っている。カメラマンでもないのに、まるでお仕事のように、できるだけ料理が美味しくみえるように、わが家の一皿の風景を画角におさめていく。

妻のつくった料理に、作品性のようなものを感じていて、それが生活の中の、日々の繰り返しに埋もれて、消えてなくなるのはもったいないような気がした。だから料理の写真を残している。

そういえば、ずっと昔から生活の中にある作品性のようなものに惹かれている。言葉にするのが難しいのだが、年に数回の特別な日のようなことではなく、日常の中に存在する小さな特別感に作品性を感じる。それは生活から離れすぎててもダメで、生活に埋もすぎていてもダメなのだ。”生活感と作品性”が妙なバランスで立ってるような、そんなところに居合わせたい。

“生活感と作品性”。その不思議なバランスに気がつけたら、そういうことを感じられたら、ぐっと生活が愉しくなる気がしてます。

よかったらそんな視点で生活を味わってみるのはどうだろ?それぞれの暮らしの”生活感と作品性”を持ち合えたらきっと楽しい時間になりそうだ。そもそもnoteはそういう場所のような気もする。

私なりの味わいのお話が、また書けたらいいな。これからもエッセイの練習は続くのでした。

それでは今日も良い一日を。

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