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みちのく潮風トレイル コースガイド 18/50 山田町/大槌町 岩手船越駅~浪板海岸駅

こんにちは。岩手県宮古市あたりを中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。みちのく潮風トレイルは南下と北行それぞれの向きで全線を2回踏破しています。
ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。

この記事は、みちのく潮風トレイルを実際に歩いた経験と写真などに基づく、コースガイドです。全線を50セクションに区切って紹介しています。八戸から南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介していきます。ルートが分かりづらい場所の写真には矢印を描き入れています。矢印はあえて手描きの書き殴ったようなへたくそな描き方をしています。きれいに描くよりそのほうが伝わりやすい感じがするからです。

北のスタート1番目の八戸セクションと最後の50番目の相馬セクション、この2つの記事はお試し版として無料公開しています。それ以外の記事は有料記事となります。各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。

各記事は、何年もかけて、何度もルート上を両方向から歩き続けていて、現在もなるべく常に最新の情報への更新を心掛けていますので、そのためのご支援としてご理解ください。

記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
購入済の記事がすでにある場合も、一括購入は必ず5,000円です。

みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓

基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)

(この記事は2023年7月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)


■岩手船越駅~陸中海岸青少年の家


今回は、みちのく潮風トレイルの、岩手県山田町と大槌町にまたがる区間の紹介です。
三陸鉄道の岩手船越駅~浪板海岸駅間で、鯨山という低山の登山を挟みます。

10㎞少々、多少の寄り道を考慮しても15㎞以内。4時間~長くても6時間もあれば大丈夫かと思います。ハイキング感覚で楽しめて、トレイルの入門にもお手頃な区間ですね。

岩手船越駅は、本州最東端にある駅です。本州最東端の街は、我が宮古市なのですが、駅は岩手船越駅です。もともとここはJR山田線の駅でしたが、三鉄に移管されたため、いまは三鉄の駅です。
ということで、本州最東端のJRの駅、は宮古駅だと思います。そんなことにこだわってもしょうがないのですが、いちおう、宮古市民として、主張するものは主張しておこうかな、と…。

船越駅から北にあと10分も歩けば、旧道の駅の、ふれあいパークやまだがありますので、車を使うならそちらを拠点にしてもいいと思います。

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