広告費を0円に近づけるネーミング術
起業・開業で、意外とおろそかになっているのがネーミングです。
僕みたいな「ひとり起業」だったり、広告費をかける余裕のない「スモールビジネス」の場合、社名・店名・商品名・サービス名に、安易な名前をつけてしまうと「集客」に相当苦労します。
集客できるネーミング事例
逆に言うと、うまいネーミングは広告費を0円に近づけることができます。
まず、弊社クライアントの例をご紹介しましょう。
「油は快楽」
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13250253/
こちら、六本木にあるラーメン屋さんですが、コロナ明けにオープンしたにも関わらず人気店。お客様からの評価も高いです。
もうひとつご紹介します。
こちらは弊社のサービスです。
「マップでアップ」
https://www.360vr.co.jp/meo.html
こちらは、Googleマップでお店の集客力をアップするサービスですが、ほとんど広告費をかけず集客ができています。東京都主催の世界発信コンペティションで受賞し、小池百合子都知事と並んで写真を撮ることもできました。
ネーミングのポイント3つ
僕がクライアントのネーミングを提案するとき、主に3つのポイントを意識しています。
(1)検索されやすい
(2)インパクトがある
(3)ターゲットが明確
順番に説明します。
(1)検索されやすい
これだけネットが普及した今、検索されやすいネーミングは集客に直結します。お店だったら、「地名」や「業態」を入れるのも良いでしょう。僕はクライアントの店名を、変えていただいたこともあります。
なお、忘れがちなのは「入力のしやすさ」です。
例えば「喫茶店」と「カフェ」だったら、カフェのほうが良いです。
喫茶店 =KISSATEN(8文字)
カフェ =KAFE(4文字)
ローマ字にしてみると、カフェは半分の入力ですね。
実際、Googleでは、カフェのほうが10倍以上も多く検索されています。
ちなみに僕の会社「360株式会社」も、入力のしやすさを重視しました。
360と、たった3文字で検索できるので。
(2)インパクトがある
インパクトのあるネーミングは、集客しやすくなります。
これは、「覚えやすくなるから」です。
さらにクチコミも狙えます。
簡単にインパクトを出す方法は、「組み合わせ」ですね。
聞き慣れた言葉をドッキングすることで、覚えやすくなりますし、独自性が出てきます。
熱さまシート = 熱冷まし + シート
セブンイレブン =セブン + イレブン
(3)ターゲットが明確
「こういう店を探してたんだ!」とお客様に思わせるネーミングもおすすめです。お店の場合「専門店」とつけるのは定番ですね。
これだけで、グッとターゲットを絞り込めます。
先ほどの例で言うと「油は快楽」は、秀逸なネーミングだと思います。
脂っこいラーメンを食べたいお客様にとってドンピシャだからです。
ネーミングの大事さが分かるおすすめ映画
最後におすすめの映画をご紹介します。
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」です。
マクドナルドの立役者『レイ・クロック』が主人公の映画です。
52歳まで、ミキサーのセールスマンだったクロックが、どのような経緯でマクドナルド帝国を築くのか?
この映画を見ると、ネーミングの大事さが分かります。
まだ、見ていない方は、この機会にぜひどうぞ!
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
https://amzn.to/36anBHq
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