見出し画像

かなわない

昨日も、Yさんに大切なことを教わった。

急な体調不良で仕事に来れそうにないOさんが、唯一連絡先を交換していたYさんに、「誰か探して出てきてもらって。」とお願いするのは、非常識にもほどがあると思う。
わたしは怒った。
でもYさんは、「連絡先を知らなかったんだから仕方ないよね。」と。
わたしなら、「さなえさんと連絡とりたいから番号教えてもらえる?」くらいするのが当然と思うから、Yさんの反応が腑に落ちなかった。


「Oさんには、わたしの連絡先教えておくね。」と伝えると、
「いや。連絡先は、個人情報でもあるから、教えてほしい人が聞くのがいいよね。私からOさんに、みんなに聞いてみたら?と伝えるよ。」と。😳😳😳


Yさんと話しているとよく起きる脳内のバグ。
知らない相手や顔見知り程度の人の番号じゃあるまいし。

「前にね、Kさん(新しく入ってきたパートさん)の連絡先を書いた紙を渡してくれたけど、さなえさんが持っててーと言って受け取らなかったでしょ。
その後、必要に迫られてKさんの連絡先を聞いたとき、Kさんぽかんとしてた。さなえさんから聞いてるはずだと思ってるから。そういうこと。」と、Yさん。


え?どゆこと?


こんな日は、家に帰ってからゆっくり考えるのだ。

もしも、わたしがOさんに連絡先を渡していたら、Oさんはもしかしたら、昨日の今日で、自分のいない場で話し合いがもたらされ、責められていると感じたかもしれない。

でも、Yさんから、「非常事態は誰にだってあるから、みんなに連絡先聞いてみたら?」と提案されたなら、Oさんも悪い気はしない。周りも納得。

また今日も、自分の未熟さを思い知り、Yさんの寛大さに唸るのである。ぽへー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?