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お姉ちゃんが、大変な時、妹は妹で大変だった。

長女の、怪我、トイレ問題で、
私はいつも不安でした。

この先、どうなるのか?
このままの状態が、
ずっと続いていくのではないか?

心配でしょうがありませんでした。
常に、大丈夫?大丈夫?
って聞いていました。

トイレに行きたくなったら、
先生に言ってね。

お友達と遊びたいなら、
うちに連れておいで。
外で遊ぶなら、 
トイレは、あそこにあるよ。

と、先回りして、準備したり、
失敗する前に手を差し伸べていました。

そして、1分1秒目を離すことなく、
長女を見ていました。

その間、3年生の次女は、
1人で何でも出来る良い子でした。

お風呂も、1年生から、1人で入れたし、夜も1人でいつの間に寝てしたし、
全く手がかかりませんでした。

お友達とも、仲良く遊び、
宿題も頑張っていたし、
朝も一言かけたら、
すぐ起きてくれました。

長女は、
いつも私がを貸さないと何も出来ず、
1人でチャレンジする事は
ほとんどありませんでした。

次女は、
友達と駅前のイトーヨーカドーに
自転車で行けるのに、 

長女は、
私と一緒でないと行けなかったし、

次女は、
歯磨きも、時間割も1人で出来るのに、
長女は、私が一緒じゃないと出来ませんでした。

妹は、どんどん成長してるのに、
お姉ちゃんは、
このままで大丈夫なんだろうか?
と、本当に、心配で心配で
たまりませんでした。

だから、
長女の事しか考えられませんでした。


そんな時、
長女と、次女の同級生のお友達の、
お母さんから、
「次女ちゃん、大丈夫?」
って、LINEが来ました。

え?次女?
長女じゃなくて?次女?

と、聞き返しました。

「そう。次女ちゃん。
学校で、ちょっとうちの子と、
もう1人の3人で遊んでて、
泣いちゃったみたいなの。」

次女は、
学校から、帰って来てからも、
普段通り、おやつを食べて
元気にしていたので、
全く気づきませんでした。


学校で何があったのか
聞いてみましたが、
「なんにもないよ。」
と、言っていたので、
「大丈夫そうよ。」と返信しました。

そして、そのままにしてしまいました。


その時の私は、
次女より長女が心配だったからです。

でも、次女は、
その頃からとても悩んで悩んで
1人で苦しんでいたんです。

詳しくは、こちら。


今、思い返しても、あの時は全然、
次女にかまってあげていなかったなぁ。
と思います。

戻れることなら、
戻ってやり直したいとも思いました。


長女にしか
意識が向いていなかったから、

次女は、爪噛みや、
髪の毛を抜いたりしていました。

でも、その頃の私は、
また、爪噛んでる!
やめなー。

髪の毛抜いたらハゲるよ!
と言うだけで、
次女の気持ちに寄り添うことが、
出来ませんでした。


どうにか、
髪の毛を抜くのは辞められたけど、
爪髪は、足の親指まで
噛むようになってしまいました。


話かけるとやめるので、 
大丈夫だと思っていたんです。


5年生になる、クラス替えの時、
その3人になると揉めるので、
クラスは離して欲しいとだけ、
伝えていたので、
3人とも違うクラスになって
安心しました。

でも、担任の先生との相性が悪く、
いつも、イライラするようになりました。

宿題も、やりたくないのに、
やらずに行ったら怒られる。

人前で、こっぴどく怒られるのが嫌で、
無理矢理やっていました。

私は、保護者会で 

いつもイライラしていて、
宿題もイヤイヤやっている。

字も汚いので、注意して欲しい。  

と、次女の気持ちを
分かろうともしないで、
イライラをやめさせるようにしたり、
ダメな所を注意して欲しいと
言ってしまいました。

いつもいつも、
イライラしている次女を見て、  
なんで、
こんなにいつもイラついているのか、
不思議でしょうがありませんでした。


あんなに、いつもニコニコして、
言う事をきく良い子だったのに。

漢字の小テストでも、
いつも10点満点を取って来たのに、
満点は5年生の1年間
1度も取れませんでした。

それも、次女にとっては不満で、
みんなは、○もらってるのに、
私は✖️だった。
と言って泣いた事もありました。

確かに、字は合ってるけど、
払ってない、跳ねてない、止めてない。 というミスでした。
それが、先生のやり方だから、 
ちゃんと書きなさい。
としか言えませんでした。


それから、担任の話をすると、
怒るようになり、ずっとイライラして、
爪を噛んでばかりいました。

あまりにもイライラするから、
私までイライラして、
ずっと次女を怒っていました。

早く起きなさい
挨拶はちゃんとしなさい
早くご飯食べなさい
遅刻するよ
早く行きなさい
手をすぐ洗いなさい 
片付けなさい
宿題をやりなさい
時間割しなさい
早くお風呂に入りなさい
早く髪の毛を乾かしなさい
はやく、歯磨きしなさい
早く寝ないと起きれないよ

と、長女に向いていた目が
いつの間にか、
次女に向くようになってしまいました。

そして、それから、
だんだん次女の様子が
変わってしまいました。

次女は、ついに

どうして、学校で嫌な事ばかりで 
我慢してるのに、家でもこんなに
嫌な事ばかり言うの?

と言われてしまいました。


続く




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