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秘密のドラッグストア・ポジティブ・チャレンジ

人類の発展には、ポジティブが欠かせない。

たとえば、ロケット開発。

「宇宙に行きたい」「月の裏側を見てみたい」というポジティブがあるからこそ、現在宇宙ステーションで生活している人たちがいるのだと思う。私なら途方に暮れて、流れ星に「2億!2億!2億!」と願うのが精一杯だ。


携帯電話も「持ち運びできる電話を作る!作ろう!」と誰かがポジティブに考えなければ、完成していないだろう。飛脚が走り、文を手渡した時代を経て、今はスマホでひょひょいっと連絡できる。

ポジティブがなければ、人間の生活はここまで発展していない。



時は2020年。

ウイルスがあちこちで勢力を拡大。

「海外で結婚式を挙げよう」
「今年はそっちに帰るね」
「夏は野外ライブに行く」
「みんなで飲み会しようぜ」

たくさんの願いや希望が打ち砕かれ、ポジティブを削がれる日々が続いている。私も実家に帰省するのを中止し、もう2年ほど帰っていない。



私は、すぐに影響される人間だ。

テレビでラーメン特集を見たら、すぐにラーメンを食べてしまう。YouTubeでクレープを見たら、クレープを食べることしか考えない。

ポジティブが詰まっている場所に行けば、すぐにポジティブになれる。


しかし、あの憎っくきウイルスのせいで、気軽に出かけられなくなった。

「行こう」と考えただけでポジティブになれる映画館にも、ショッピングモールにも、商店街にも、そう易々とは行けない。


──近所にある、ポジティブが詰まっている場所はどこか?
それはドラッグストアだ。

いつだって安いペットボトル。
品揃えが豊富なカップラーメン。
たまに安くなるどん兵衛。
異常に広い化粧品売り場。
異常に広いお菓子売り場。

さらに、お酒も文房具も洗剤もペットフードもある。至れり尽くせりだ。きっとドラッグストアの前世は、旅館かホテルかテーマパークだろう。


ドラッグストアに行くとテンションが上がり、自然とポジティブになれる。心のオアシス。

すぐに影響される私は、早い時だと入り口でポジティブになれる。

『薄皮つぶあんぱん98円』を目にした時のテンションの上がり具合は、吉野家で牛すき鍋膳を見た時と同じだ。見るだけで旨いし、「食べて明日からまたがんばろう」とポジティブに思える。



短時間でドラッグストアを楽しむ

憎っくきウイルスが猛威を振るって以降、1人で買い物するようになった。ドラッグストアには冷凍食品を買うため、ほぼ毎週行く。もはやルーティンだ。


ある日、ポジティブがふっと顔を出し
ドラッグストアをもっと楽しんでみようぜ!」と提案してきた。

ほほう…いいんじゃない?


ポジティブな場所に行き、ポジティブになるだけの受け身の姿勢とはオサラバだ。

店内での長居は避けている。ある意味このご時世でしかないであろう、『短時間でドラッグストアを楽しむ』の縛りをポジティブに捉えることにした。



ドラッグストアに行き、「普段どおりの買い物ですよ」の雰囲気を醸し出しながら、滅多に買わない商品を買う。ルールはそれだけだ。

ただし、決して無理な買い物はしない。爆買いも大食いもしない。
もちろん長居せずに。1人で。マスクをして。入口の消毒液を塗って。


名付けて、ドラッグストア・ポジティブ・チャレンジ。DPC。

なお、チャレンジはこの記事を書くまで誰にも打ち明けていない。夫にすら伝えなかった。

ちなみに、DPCは『診療群分類包括評価』『包括医療費支払い制度』の略らしい。不本意だが、略称はドポチャに変える。ドポチャ…ダサくない?



イメチェンに目覚めたアラフォー

私は夫と2人暮らしだ。近くに友達と呼べる人はいない。自宅で仕事をしているし、帰省できないので、夫以外の人と対面で話す機会はほぼない。

家族、友人知人としばらく会わないのをいいことに、
「これは…イメチェンのチャンスでは……?」
早速ポジティブが舞い降りた。


イメチェンを決意した11月。暗い色の髪に飽きていた。

現在37歳。白髪染めとはもう10年の付き合いだ。ダークブラウンに次ぐ、ダークブラウン。もともと染まりにくい髪質のため、ちょっと明るい色を選んでもダークブラウンに染まる。ダークブラウンの運命(さだめ)…か。


「髪を青に染めたい!」と強く思っていたので、ちょうどいい機会だった。

店内での長居を避けるため、自宅で『セルフカラー 青』とiPhoneに打ち込み、そもそもドラッグストアに青のカラー剤があるか調べた。私が知っているのはダークブラウンか、違うブラウンか、ブラックだけだ。


あった(買った)

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白髪染めではないため、『暗く染めた髪を明るくするのは困難』と書かれていた。(白髪用の青いカラー剤は売っていない。)

しかし、ポジティブを身にまとった私は一味違う。これまで、幾度となく人類は困難に立ち向かってきた。そうだ!困難がなんだ!浴室の寒さがなんだ!染めようじゃないか!


染める前(アホ毛に罪はないので、勘弁してください)

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髪が染まるまで約25分放置しなければならず、浴室で暇を持て余した。暇っていうか、さっっっむ。暇すぎて、寒すぎて、浴室と洗面所を掃除した。


染めた後。

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青の壁は厚かった。黒髪から、ほんのり明るい黒髪に染まった。なんとな~く青い。

でも、若返ったし、浴室も洗面所も見違えるほどキレイになった。二の腕も鍛えられたので、万々歳。


ドポチャは始まったばかり。ここで懲りず、次は派手な色の白髪染めにチャレンジする所存。あれ…?ポジティブになってる…?



フローズンシュガーへの挑戦

ドポチャは突如始めた。

ドラッグストアで「今日からちゃんとスキンケアしよ」の日を覚えていない私が、ドポチャ開始日を覚えているわけがない。


振り返ると、おそらくドポチャが始まったのは夏だろう。


夏はネイルの季節。しかし、遊びに出かける機会を奪われ、ネイルを塗る機会も減った。出かけないのにネイルを塗るなんて、なんかもったいない…。

自宅でなんやかんや過ごしていた、夏のある日。
「ネイル塗るとテンション上がるし、新しいの買おう!派手なやつ!」
と急に思い立った。きっかけは何もない。

今思えば、あの日がドポチャ記念日だろう。



ドラッグストアにはネイルも売っている。お店によって品揃えが大きく違う。

近所のドラッグストアはネイルが少なめだが、NAIL HOLIC(ネイルホリック)はずらーっと揃っている。

ドポチャ中とはいえ、長居は禁物。NAIL HOLIC売り場全体を、監督かの如く少し遠くから眺め、派手な色を数秒で決めた。優柔不断な私は本来、ネイル1つ買うまで30分はかかる。ドポチャがもたらした大いなる進歩だ。

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オレンジは初挑戦だ。『フローズンシュガーな質感』という謎の文言も決め手になった。フローズンシュガー…?


派手だと思わない人もいるかもしれない。だが、たいてい無難なピンクしか選ばない私にとって、大きな冒険だった。

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※フローズンシュガーと精鋭たち


塗り塗り…。

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あれ…意外となじむ……?

『フローズンシュガーな質感』は触ると分かった。ザラザラとしていて、砂糖を思わせる触感。つい何度も触ってしまう。めっちゃええやん…。


大半の時間を自宅で過ごそうが、夫が爪先を見ていなかろうが、ネイルを塗るとテンションが上がると分かった。

さらに、「次はまた違う色に挑戦しよう」と新たなポジティブを誕生させた瞬間でもあった。ポジティブは新たなポジティブを生む。

この日を境にネイルを塗る日が増え、今では爪磨きが趣味になりつつある。レシートで爪を磨くと、ピッカピカになるよ。



予期せぬシャウエッセン

12月某日、夫がシャウエッセンを手にして帰ってきた。

シャウエッセン…それは最高にして最強のウインナー。フライパンで焼けば、パリッとジューシーに仕上がる。油をひかずに焼ける手軽さも最高だ。茹でても、そのまま食べても美味しい。最強。

聞くと、夫はドラッグストアで買ったらしい。


夫にはドポチャ中だなんて、一切伝えていない。「私、ドラッグストア・ポジティブ・チャレンジ中なの」なんて言えない…いや、そんな…恥ずかしい…。


それなのに……え?夫のほうがドラッグストアを楽しんどるやん。ドポチャに勝敗があるなら、私負けてるやん。これは良くない。由々しき事態だ。

夫からシャウエッセン家庭内ハラスメントを受け、翌日に買った。あの匂いと音は耐えられない…。脳に直接くるやつだ。


しかし、シャウエッセンはまぶしすぎて、なかなか食べられなかった。

楽しみを残しておいたら賞味期限が過ぎてしまい、美味しい時期を何度も逃してきた私が、シャウエッセンを食べる日を決めるのは難しい。くっ…また新たな壁か……。


ところが…だ。シャウエッセン開封日をうかがっていたのが功を奏した。

仕事でイライラする日があっても「まあ冷蔵庫にシャウエッセンあるし」で乗り切り、嫌な気持ちになっても「まあシャウエッセンあるし」で回復し、正気を保った。ポジティブによる無敵の日々。うっへっへっへ。


シャウエッセンは1組2袋で販売されている。ついに耐えきれず、1袋目は夜中に焼いて食べた。(夢中で食べたので、写真はない。)

パキッと割れるシャウエッセンの音は、何度聴いても心地良い。α波とかマイナスイオンとか出てるんじゃないかな?加えて、ポジティブになる効果、空腹を促す効果があると踏んでいる。


2袋目を開封したのは、夜に雪予報が出ていた日だ。寒すぎて買い物しなかった。冷蔵庫で目が合うシャウエッセン。その日、作った晩ごはんがこちら。

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『わんぱく坊やの夢見る晩餐』が現実化したような夕食をとり、37歳の私は童心にかえった。シャウエッセン、そしてポジティブがもたらした効果だろう。寒さを忘れるぐらい旨い。


年明け初シャウエッセンもキメた。

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これまたシャウエッセンの効果なのか、食べて以来、YouTubeを見ると毎日のように香薫の広告が6秒流れる。まあまあ、焦りなさんな…。



宮崎と京都をつなぐドラッグストア

憎っくきウイルスが勢力を拡大し、しばらく宮崎に帰省できない。

宮崎に帰れないということは、桝元(ますもと)に行けないということだ。それは死を意味する。胃袋の死。


桝元は宮崎にある辛麺屋で、それはそれはまあ〜〜〜旨い。とにかく旨い。

ミンチとニラと卵とニンニクが入っていて、辛さを選べる。私は辛すぎるのが苦手で、担々麺ぐらいの辛さがちょうどいい。桝元ではいつも決まって、1辛の中華麺を頼む。とにかく旨い。

少し辛くて、ニンニクが効いていて、食べると元気になって、とにかく旨い。


近所のドラッグストアで某日、事件が起きた。

チャルメラの宮崎辛麺が入荷されたのだ!桝元を思わせる、あの宮崎辛麺がついに!近所ではどこにも売っていないが、ネットで買うのはなんか違う…と思い、入荷を心待ちにしていた。ドラッグストアは私の理解者かもしれない。


夫が見つけて購入し、興奮して帰ってきた。いつも夫は私の上をゆく。さすがだ…。

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よくよく袋を見ると、辛さレベル4…。桝元なら5辛ぐらいだろうか?

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でも、ドポチャ中の私はポジティブ多め、チャレンジ多め、麺硬めだ。なめられては困る。何より、辛麺を食べるチャンスを逃すわけにはいかない。


実食!

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またしても壁は厚く、麺を食べるだけで精一杯だった。辛すぎて、とても汁まで飲めない。本来の意味で胃袋が死を迎えそうだ。無念…。

夫は辛党で、「これぐらいがいい」と言いながら汁まで飲み干した。信じがたいが、私のぶんまで飲んだ。やはり、さすがだ…。



ドポチャがもたらした効果だろうか。辛すぎるものを食べた後、いつもなら「辛かった〜」とやたら何度も言いながら水を飲むだけだ。だが、今回は違った。

辛麺を食べた後、「今年は帰省できないから、ドラッグストアで宮崎にまつわる商品を買ってみよう」と思いついた。ポジティブが沸いたのだ。


大晦日、高千穂牧場カフェ・オ・レと黒霧島を購入し、味覚だけ帰省した。京都のドラッグストアでも会えるなんて、ありがたい。

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カフェ・オ・レは生乳75%を使い、甘さ控えめ。あと2L飲みたい。ああ、高千穂峡がなつかしい。


そして、今や国内トップシェアを誇る黒霧島。通称、黒霧。

黒霧は20代の頃よく飲んでいたが、最近はすっかりご無沙汰。

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県外ではアルコール度数20度、県外では25度だと聞いたことがある。どうやら現在は県外でも20度を売っているようだ。

飲みながら、宮崎の思い出に浸る。タルタルソースと甘酢たっぷりのチキン南蛮、真っ黒な地鶏の炭火焼き、たらふく食べたいなあ。


黒霧を飲み、「とりあえず今は元気に過ごそう」と固く誓った。元気がなければ、いざ帰りたくても帰れない。

必要以上に暗くならず、ポジティブを胸に、できることを精一杯続けながら、またいつか宮崎に帰りたい。待っちょってねー!



ポジティブを加速させるデザート

「元気に過ごそう」と誓った私は年明け最初のドラッグストアで、デザート売り場に向かった。

甘い食べ物は偉大だ。すーぐポジティブになる。つい笑顔になり、元気になり、「また明日からがんばろう」と思える。


私は数年前から、シュークリームに目がない。

たぷたぷと入ったカスタードクリームに、ふんわりな生地。意外にも腹持ちが良く、仕事の〆切前に度々買っている。

お気に入りは、カスタードクリームと生クリームが入ったシュークリーム。この欲張りさ、たまらない。ポジティブにならないわけがない。



ドポチャをやり始め、視界が広くなった。

ふとシュークリーム売り場周辺を見渡すと、『シューロールケーキ』が目に入った。

「今日仕事がんばったんだろ?買っちゃえよ!」と、心の中の天使か悪魔かよく分からないやつに言われた。


従った。

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こんな贅沢品、いつぶりに買っただろう。よく買うシュークリームより50円も高い。ドポチャを始めずにいたら、口にするのはもっと先だっただろう。

何より、シューロールケーキがドラッグストアにある幸せよ…。


ふわっふわのスポンジにシュー生地、そしてたっぷりの生クリーム。シンプルなのに豪華。『プレミアムスイーツ』の称号がよく似合う。

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シューロールケーキを製造・販売しているのは『山崎製パン』。私が愛する薄皮つぶあんぱんも、ナイススティックも、山崎製パンが手がけている。絶大なる信頼を寄せている。

ナイススティックは、買いたいときに限ってだいたい売ってない。ドラッグストアで「そうだよね、旨いよね…分かるよ…」と空のスペースを見て思うようになったのは、ポジティブの賜物だろう。




ドポチャ後に変わったこと

ドラッグストアをもっと楽しめる可能性に懸け、2ヶ月…いや、ネイルを買った頃から数えれば半年近く経った。


ドポチャ中、買ったことがない商品や普段はスルーしている商品を購入し、数々の初体験やポジティブにつながった。

たかが数百円、たかが50円程度。インパクトは小さいかもしれない。


だけど、地味だけど、想像以上に大きな効果を感じている。

ドポチャによりポジティブが加算され、ポジティブのレベルが上がった。LV19→20ぐらい。嬉しい。


近所しか出かけられない日々が続くが、そのぶん、ドラッグストアもスーパーもコンビニも、もーっと楽しむようになった。普段手に取らない商品を買うと、それだけでテンションが上がる。なんかポジティブになれる。

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数年知っていたが、なかなか手が出なかったシュウマイ。ドポチャのお陰でようやく「買おう」に至り、食べた。旨すぎて、翌週も買った。



ドラッグストアを『短時間』で楽しんだのも良かったように思う。決断力、判断力も少しレベルが上がった気がする。それぞれ+7ぐらい増えた。

たとえば、スーパーの3箱500円のカフェラテ・カフェオレ。最初は数分迷っていたが、今では10秒以内で決められる。

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私は普段ブラックコーヒーばかり飲む。カフェラテ・カフェオレを買うようになったのも、ドポチャのお陰だ。視界を広げ、ブラックコーヒー以外も見るようになり、今では1日3〜4杯のカフェラテ・カフェオレを飲んでいる。


優柔不断が少し改善され、以前よりもサッと物事を決められるようになった。すぐに決めたぶん、時間に余裕ができる。これは喜ばしいことだ。Twitterを眺める時間が増える。


これまで以上に、自分のなかのポジティブへ意識を傾けるようになったのも大きい。世界がどうあれ、自分の人生は進む。「髪を青くしたい」のと同様に、「2億ほしい」を目指したい。

暗いニュースが多いけれど、自分がいかに楽しく過ごせるかを考え、無闇にネガティブは摂取しないように気をつけている。



ありがとう、ドラッグストア

ここで問いたい。ドラッグストアでこのような経験はないだろうか?

(サプリを手にとって)「栄養不足が気になるし、今日から飲もう」
(美容液を手にとって)「よし、今日から美肌を目指す!」

そして、決意は1〜3日で終わりを迎える…。

大丈夫。私も同じ民だから、どうか安心してほしい。

私はこれまで、鉄分サプリを買っては消費期限だけが過ぎ、パックを買っては1枚だけ使って残り4枚を乾燥させ、半額のバームクーヘンは全部食べてきた。あの世に行ったら、鉄分とパックが仁王立ちしてると思う。


結果はいまいちだとしても、「今日から〇〇しよう」と考えるのはすごくポジティブだ。明るい将来にしようと行動する姿勢は、何も悪いことではない。やはり、ドラッグストアに行くとポジティブになれる。

きっと、これまで多くの人がドラッグストアでポジティブになれただろう。



ドポチャ中、「髪を染めよう」「新しいネイルを買おう」と思えたのは近所にドラッグストアがあるのが大きい。


一時期、ドラッグストアにはポジティブとは真逆の、暗い話題が多くのぼった。

マスクの在庫を聞くための電話が鳴り止まなかったり、トイレットペーパーを買い占める人がいたりと、優しさに欠けた行為が目立った。

私が通うドラッグストアでもトイレットペーパーやマスク、消毒液、生理用品、ガーゼが品薄になった時期がある。

店員の方々は普段の仕事に加え、これまでにはない対応を迫られただろう。胸が痛い。


今では当たり前のように置かれている消毒液、レジの透明な板、ソーシャルディスタンスのために床に貼られたシール。近所のドラッグストアでは徐々にこれらが登場した。「準備、大変だったのかな…」と勝手に想像し、つらくなった。



ドラッグストアに通い、ポジティブにあれこれ購入できたのは他でもない。店員の皆さんが働いているからだ。

働く人がいて、こうして今も毎日営業し、買い物できる。ただただ、ありがたい。

近所のドラッグストアは、なんと年末年始も一切休みなく営業していた。感謝するばかりだ。


商品を考える人や作る人、トラックで配達する人、商品を並べる人。たくさんの人々の力でドラッグストアが成り立ち、毎日買い物できる。

しかも、あんなに安い価格で商品を販売している。ペットボトル88円、カップラーメン98円、冷凍の担々麺200円。こっちが心配になるほどの安さだ。私の生活をがっしりと支えている。なんとお礼をいえばいいのか…。



ドラッグストア・ポジティブ・チャレンジで数々の商品に出会い、視界が広がり、私のポジティブが増した。

ありがとう、ドラッグストア。
ありがとう、ポジティブ。

これからもよろしくお願いします。

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