事業成長には顧客を理解するしかない。:たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング
様々なメディアやご自身の著書において、一貫して「顧客理解」の重要性を分かりやすく伝えていただいている、西口一希さん。
この本でも、ご自身のケーススタディも含めながら、初心書にもわかりやすい文章にまとまっています。
主な内容と要約
9セグマップを作成して現状を理解する
顧客を5分類にした「顧客ピラミッド」から、さらに「9セグマップ」にすることで、ブランド選好が高いか低いかで分けることができます。
▼ブランド選好で分けることのメリットは?
事業において、「ロイヤル顧客」の定義は、ついつい、高頻度で購入してくれる顧客と定義してしまうが、ブランド選好が低い場合、ちょっとしたきっかけで競合に顧客を奪われるリスクが高いと言えます。
この9セグマップをベースに、
・横軸を左から右に移動させるアクション=短期的な売上拡大
・縦軸を下から上に移動させるアクション=中長期的なブランド価値向上
に分けて戦略をつくり、戦術に落としこむ。
評価基準も意図した移動(縦移動の場合も横移動の場合も)がされたか。というように、明確にできますね!
N1分析についても、この9セグマップ毎に分けて考えればいいんだ!と腹落ち感がありました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?