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【今更】にじフェス2022レポ

 ほんとうに、なにを今更!という感じもありますが、備忘録として簡単に残しておきたいのでお許しください。


いざ会場へ

 私は1日目の10月1日のみ現地参加しました。ステージのチケットは応募した分のすべてが落選。その代わりに推しであるンゴちゃんこと周央サンゴちゃんの視聴覚室(1対1トークイベント)に当選することが出来たので全ての運をここに注いだのだと思います。

 コロナ禍以前はよくライブやイベントに参加していたものの、この3年はそういうものとは無縁で過ごしていました。ネットチケットでの鑑賞も普及してきたこともあり、現地でなくても楽しめるようになってきたこともその一因だと思います。
 しかし、久しぶりの現地参戦。会場に近づくごとに周りにグッズを身に着けている人、ライバーのイメージカラーに身を包む人が増えていきます。イベントのテーマが文化祭だったためか、制服を模した服装もかなり多かったです。それらを眺めて歩きながら、同じものを好きな人が沢山いる空間とはそれだけで心躍るものだと、わが身をもって思い出していました。

到着

 会場ではまず入り口でリストバンドとTシャツを受け取ります。Tシャツは7種類あり、これはライバーも同じようにクラス分けされてキービジュアルで着用しているものと同じです。このTシャツはグッズとして好きな色を買うこともできますが、ランダムのドキドキがあるのも良かったです。大人になってもクラス替えの気分が味わえるとは思わず、個人的に嬉しかった演出です。

 そして会場内。設置された柱や壁にライバーがサインや落書きを残しており、ファンはそれを見つけて写真を撮ったり、Twitterで共有したりと、既に賑わいを見せていました。柱の前に設置されるライバーのパネルは時間ごとに入れ代わり、その度に人だかりができているようでした。私もンゴちゃんのパネルと並んで写真を撮らせてもらいました。自分の姿が写真に残るのは普段は避けるのですが、初めて組んだ痛バッグも持参していたので記念に残すことに。

矢車りねになる周央サンゴのパネル
FANTASIA DAY1メンバーのサイン


美術部

  美術部展示エリア、思ったよりも大ボリュームで楽しかったです。私物展示や絵葉書、元KRのナリちゃんが配信で描いた大きなイラストの展示。他にもこのイベントのためにライバーが彫刻や書道などに挑戦しており、見ごたえ抜群でした。個人的には葉加瀬冬雪さんが油絵で描いていたねこちゃんオムライスがとても好きです。制作の様子が動画にもされていて本当に文化祭みたいだなあと大興奮でした。

葉加瀬冬雪さん作「吸い込まれそうなねこちゃんオムライス」

謎解き

 ステージイベントやライバー特別授業に落選した私にとってとてもありがたかったのが、入場者が誰でも参加出来る謎解きイベントでした。会場にあるボードにて出題される謎を解いて、冊子に記入していくというもので、会場をぐるっと回りながらのんびり解くのが楽しかったです。回答提出のところで一箇所かなり惜しい間違いがあり、スタッフのお兄さんが上手いことヒントをくれてクリアとなりました。限定グッズを手にして満足!

視聴覚室

 私にとってのメインイベント、視聴覚室でのトークの時間が来ました。ライバーごとの待機列に並ぶと緊張が増していきます。少し早めに来たためか私の前には1人しかいませんでした。とりあえず配られた整理券を震える手で握りしめて時が来るのを待ちます。スタッフのお姉さんが気をきかせて話しかけてくれました。緊張でまともな会話ができず大変申し訳なかった。
 暫くして前から5人がブースの中に案内されました。中はさらにライバーごとに分かれていて、仕切られた部屋の前で列になってまた暫く待つことに。ンゴちゃんは3Dでの参加だったこともあり機材トラブルで少し長く待っていたのですが、同じ時間帯に視聴覚室に3Dで参加していたアンジュ・カトリーナさんの声が聞こえてきてこの辺りから私の記憶も怪しくなってきます。(アンジュ…めちゃくちゃいい声だ…すご…優しい……)とかそんなことを考えていた気がします。
 トラブルも解決し、最初の参加者の方が部屋に入ると、壁を隔てた向こう側からンゴちゃんの声が聞こえてきました。気が動転して列の後の方たちと、もうここが私たちの墓場かもしれないみたいな話をしていました。オタクはやはりか弱い生き物なんだな。そうしているうちに1人目の方がブースから退出し、私の番がやってきました。

 部屋の中に入るとかごの中に荷物を置くように促され、スクリーンの前に身ひとつで立たされます。ンゴちゃんは私が入ってきたのを見た瞬間から、わー!と嬉しそうに手を振っていました。私の脚は当たり前に震えます。マイクを受け取り、普段使用しているハンドルネームを名乗ると大きな声で反応を貰いました。私は普段、リプライやエゴサタグでのツイートと共に定期的にファンレターを送っていました。どうやらそのおかげで名前に聞き覚えがあったようでした。彼女はスーパーチャットのメッセージを読むときもよくファンの名前を憶えていた印象だったので、やっぱりマメで優しい人だなと、私のだいすきな彼女の一面を目の当たりにしてとても嬉しかったです。
 そこからは涙が出ないように必死だったのですが、普段の楽しい配信や手紙への言及に対しての感謝を伝えることが出来ました。直接肉声で感謝を届けるというのはなかなか出来ない体験というのもあり、きちんと伝えられて本当に良かったです。
 終始優しく、頷きながら聞いてくれたンゴちゃんに最後のチェキ撮影を促されます。あらかじめ用意された選択肢からポーズを選んで記念撮影。画面に自分とンゴちゃんが並び、チェキにその姿が写されます。スタッフさんに優しく促されて荷物を手に取り退出する直前、私の痛バッグにンゴちゃんが反応してくれました。「最後にみせつけるじゃん~!」と冗談めかす声に思わず笑ってしまい、そのまま鞄を見せつけるように掲げながら帰りました。締まらないけど最後まで楽しかったです。
 ブースの外でスタッフさんからチェキを受け取り退場。その際内部資料用に写真を撮っていたカメラマンさん(中で並んでいるときに声をかけられ了承、視聴覚室での様子を撮っていました)がこれまた優しい声で「貴重な経験ができて本当によかったですね」と声をかけてくれてとてもあたたかい気持ちで視聴覚室を終えました。

帰宅

 視聴覚ブースからでて緊張から解放されるとどっと疲れに襲われ、そのまま宿泊先のホテルに帰宅しました。夜はホテルにてFANTASIAを鑑賞。本当は現地でペンライトを振りたかった悔しい気持ちもありましたが、視聴覚室でHPを使い果たしていたのでこれで良かったのかもしれないとも思いました。
 シェリンさんの「爆笑」や卯月コウさんの「脱法ロック」など記憶に残るステージも多かった一夜でした。画面ごしでも伝わる熱量、感動を十分に味わえて良い時間を過ごせました。

 以上が私の1年以上ごしのにじフェス2022レポです。今年のにじフェスは12/24に参加予定なのですが今からとても楽しみにしています。去年と違って今年は同行者がいないので少し寂しい気もしますが、ひとりでゆるゆると歩き回れたら良いな~。

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