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老犬が穏やかにお空に向かうまで〜3匹見送ってわかった老衰の最後〜

備忘録がわりに記しておきます。


我が家には4匹のわんこがいた。
最初はお母さんとなる女の子のわんこ。

夫と暮らし始めて私が「犬が欲しい」と言ったのがきっかけだった。


そうこうしていると、近所にいるハンサムくんとの間に
4匹の子供ができ1匹は実家にもらわれ
3匹は我が家に残ったので
2008年から二人と4匹(母犬と息子3)で暮らし始めた。

まだパピーの頃の彼ら


2020年にお母さん犬が静かに旅立ち、
2023年には長男犬(一番右→)も旅立った。
そして次男犬(一番左←)が先日静かに旅立った。


大きな病気もなく15歳を全員過ぎていて
本当にご長寿で老衰という形で命をまっとうしてくれて
本当にホッとしている。



そうなると必ず聞かれるのが
どんな健康法を取り入れていたのですか?と言う質問。


食べ物はもちろん気を使っていたが
そこまでシビアにはしてない。

運動もしたそうだったら連れていった。
毎朝の散歩とかそういうのはなかった。



サンドイッチの端っこをあげることもあったし
りんごやバナナ、季節の果物(もちろんあげていいものだけ)を
あげたりもしていた。


肥満もないし白内障もなく
認知症的な症状もなく
本当にろうそくの火が静かに消えるように
みんな旅立っていった。


老犬の老衰症状として ほんとに最後なんだな
とういうときの状況はこんな感じ。


3匹とも共通していたのは
旅立つ3日前くらいから
まず食べることをやめる。

・食事をしなくなり水だけを飲む

そういうのが続くが普通に
おしっこやうんちは出ていた。


2日目はほとんど寝ているが
水だけは飲む。力が入らなくてお水のところまで
いけない子もいたので、シリンジ💉で口にお水を
運んだりもした。最低限のお水だけ欲する。


ちょこちょこ動き回ったりはするが
大きくは動かない。


旅立つ前の日から
もうほとんど動かなくなる。
意識が戻ったり、眠ったりを繰り返していて



うんちをポロポロと寝ている間にしたりもする。
ときどきゲーをするがもうお腹には何もないので
胃液がちょこっと出るくらいだ。
ビリビリの下痢をした子もいるが
必ずお腹の中を空にするようだ。



水かきをするように手足を動かすこともあったし
ブーブーと鼻を鳴らすこもいた。
わんわんと鳴く子もいた。


呼吸はこの時点ではずいぶん荒い。
老衰なはずなのに少し苦しそうで
涙が出てくる。


そしてだんだんと本当に
火が消えるようにすーっと息を引き取るのだ。



大きな怪我もなく
大きな病気もなく。


本当に20年以上ありがとう。


まだ末っ子が残っているけど
俄然元気なのでしばらく一緒に仲良く暮らそうと思う。

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