「応援」というチカラ。
「応援」
1.力を添えて助けること。加勢。
2.拍手をし声をかけて、味方やひいきの選手をはげますこと。
辞書にはこんな感じで書いてあります。
野球、サッカー、バスケ、駅伝など、スポーツの世界では
「応援」が選手のチカラになって、奇跡を起こす瞬間があると思います。
2023年、息子のサッカーの試合で、
それを実感するようなことがありました。
そもそも、ジュニアやジュニアユース年代のサッカーの試合では
だいたい保護者の過度の声援やコーチングはタブーで
コーチから釘をさされることが多いです。
子供たち自身で考え行動する選択肢を奪ってしまうし
客観的に見て、あまり格好のいいものじゃない。
自分もリーグ戦などは大人しく観ていることが多いし
いいプレーや果敢なチャレンジに「拍手」をする程度。
ただ、「拍手」だけでも十分な威力を発揮すると思っていて
実際に科学的にも証明されているという記事をみたこともあるくらい
「拍手」は応援の大きな武器になると思います。
そんな息子のサッカーチームが、リーグ戦を勝ち抜き「優勝」。
ノックアウト方式のトーナメント戦に出場することに。
負けたら終わり。
親として、子供のチカラになれるのは・・
そう、「応援」しかありませんよね。
でも、過度の声援はだいたいのチームで敬遠されてる・・
どうしよう・・
「KICK OFF!」
そんな中、試合がはじまりました。
気付けば僕は息子とチームの仲間のために
大きな声で「応援」していました。
「ナイス!」「サンキュー!」「GOGO!」「負けんな!」など
ポジティブな声がけと「拍手」で選手を後押ししました。
なかにはひたすら自分の息子の名前を叫ぶお母さん、
ピンチに悲鳴をあげるお母さんもいましたが
選手は大きな声援を受けて果敢にチャレンジしていきます。
試合は、前半を終えて、0-2。
さらに対戦相手はフィジカル面でも能力が高く
自チームは苦しい展開・・
でも「応援」でひとつの輪になった
保護者の「熱い声援」はドラマを起こします。
後半開始早々、裏に抜け出したFWを相手GKが倒してしまい一発レッド。
これで得たフリーキックを見事に決め、1-2。
選手、コーチ、保護者みんなが「よし!いけるぞ!」と湧き上がる。
「One Team」
一丸となった熱く大きな波はいっきに相手を飲み込み
同点→逆転!
難しい試合を勝ち切ることができました。
続く試合も0-1のビハインドから
後半残りわずかな時間帯から見事なロングシュートで同点!
PK戦までもつれた激闘は、GKのBIGセーブもあり
執念の勝利で決勝進出を果たします。
この奇跡の勝利をおさめた2試合は
激闘を繰り広げた選手たちはもちろんですが
それを支えたコーチ、サブのメンバー、保護者、
みんなの「熱い声援」が大きなチカラになって
勝ち取った結果だったのではないかと思います。
そして迎えた「決勝戦」
「応援」が大きな輪になり
「感動」のストーリーを書き上げます・・
つづく。
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