見出し画像

積読本を消化したい!1

読書の秋なんて世間は云いますね。

割と年中読書している私ですが、やはり秋に一番本を読んでいる気がします。天気も悪くて引きこもりがちだし、不眠になりがちだし。

文字通り山となっている積読の本たちの消化に励むことにしました。
ただし、読み始めて「あんまり面白くないな」と思ったらすぐに諦めます。そして積読しつつも新しい本も買いまくっています。

暇つぶしにとても雑な本紹介でもしてみます。
とても雑です。

吾輩も猫である
赤川次郎他 新潮文庫

私は猫なんだから、家事まではやってあげられない。

明治も現代も、猫の目から見た人の世はいつだって不可思議。猫好きの人気作家八名が漱石の「猫」に挑む! 究極の猫アンソロジー。

「ねね、ちょっと、私だって猫なんですけどぉ~。名前はまだ無いんですけどぉ~」夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版! 明治も現代も、猫の目から見た人の世はいつだって不可思議なもので……。猫好きの人気作家8名が漱石の「猫」に挑む! 気まぐれな猫、聡明な猫、自由を何より愛する猫、そして、秘密を抱えた猫――。読めば愛らしい魅力があふれ出す、究極の猫アンソロジー。

Amazonより

新潮文庫の100冊フェアで買いました。猫好きだし、短編集だから読みやすい。猫好きな人ならぜひ。
恩田陸著の話が好き。

とわの庭
小川糸 新潮文庫

◆◆◆◆◆◆◆

「生きているって、すごいことなんだねぇ」

『あつあつを召し上がれ』、『ツバキ文具店』、
本屋大賞第2位『ライオンのおやつ』の小川糸が贈る、
衝撃と感動の長編小説!
◆◆◆◆◆◆◆

盲目の女の子とわは、大好きな母と二人暮らし。母が言葉や物語を、香り豊かな庭の植物たちが四季の移ろいを、黒歌鳥の合唱団が朝の訪れを教えてくれた。でもある日、母がいなくなり……。それから何年、何十年経っただろう。帰らぬ母を待ち、壮絶な孤独の闇に耐えたとわは、初めて家の扉を開けて新たな人生を歩き出す。清潔な生活、おいしいご飯、沢山の本、大切な友人、一夏の恋、そしてあの家の庭の植物や鳥たち。盲導犬ジョイと切り拓いた新たな世界は、眩い光とかけがえのない愛に満ちていた。涙と生きる力が溢れ出す、感動の長編小説。

Amazonより

こちらも新潮文庫の100冊フェアで購入。小川糸著の本はだいたい読んでいるが、こちらは未読のため購入。
表紙のイラストはだいぶ好き。内容はちょっと現実離れしている感があって好き嫌いが分かれそう。私はイマイチ。
小川糸著の本は、『喋々喃々』が現在一番好き。時点で『ツバキ文具店』。

エヌ氏の遊園地
星新一 新潮文庫

エヌ博士の研究室を襲った強盗。金のもうかる薬を盗んだのはよかったけれど……。女性アレルギーの名探偵のもとに届いた大きな箱。その箱の中に入っていたものは……。別荘で休暇を過すエヌ氏のもとに、突然かかってきた電話。なんとその電話は江戸時代の霊魂からだった……。卓抜なアイデアと奇想天外なユーモアで、不思議な世界にあなたを招待するショートショート31編。

https://100satsu.com/detail/index.html?book109831?becomenumb

大好きな新潮文庫のプレミアムカバーシリーズ。このシリーズが好きなゆえに、同じ本が何冊もあったりする(人間失格、檸檬など)。
星新一著の本なので、内容に関しては面白くないわけがない。ショートショートなので隙間時間でサクサク読めるのも良い。オチを想像しても、当たったことは一度もない。さすが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?