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【3分で読める】孫氏の兵法~常勝できる仕事のコツ~

「善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり」
孫子の兵法の一節です。

孫子は、紀元前500年頃の最古・最強と言われる兵法書で、戦略のバイブルと言われています。
この書物の様々な言葉が、ビジネスの世界でもよく使われています。

「 善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり 」

戦上手と呼ばれた人は、勝ちやすい状況勝つべくして勝ったのである。戦上手は、絶対負けない条件を整えた上で敵のスキを逃すことがない。そのため、勝利する軍隊は、戦う前にまず勝つための条件を整えて戦いを始めるが、負ける軍隊は、戦いを始めてから何とか勝とうとするのである。

上記のとおり、 「一発逆転で勝つ」なんてことは戦上手ではなく、常に勝っている人は、常に勝てる条件が何かを把握し、かつ既に揃えていて、いつも勝って当然の状態、ということ。

例えば、毎月達成する営業は

・高い予算の顧客を複数社担当している
・受注しやすい企業ばかり商談している
・顧客が離れないだけのフォロー力、知識・ノウハウ・人間力を備えている

等々、「そりゃー毎月売上達成するよね」という常勝条件が始まる前に既にできています。

常勝するために

まずは「常勝の条件」を言語化・可視化することから始めると良いと思います。どのような状態が理想なのか。

営業であれば
常勝するには、どんな企業を、何社開拓すべきか?
必ず受注できる顧客はどんな顧客か?
それに必要な行動量は?スキルは?時間軸は?

常勝条件を把握できているか。その条件は揃っているか。
ファインプレーや奇跡のような逆転劇は注目されやすいですが、常勝する人は当たり前のように、目立たずとも勝ち続けていています。

常勝を勝ち得た営業事例

私の部下で、半年で売上を3倍に増やした営業の事例です。

彼がまず始めたことが、常勝条件の設計。
いつまでに、どの業種の企業で、何件開拓するか(常勝条件の把握)。そしてそれを成すための、具体的な行動の落とし込み。自分の受注率が〇%なので...とHOWを落とした上で、愚直に実行(常勝条件を揃える)

なんとなくコツコツ頑張ってたら売上3倍になっていたのではなく、「こうなってたら売上が3倍になる」を設計する。
その条件を揃えるために、上司を巻き込み、能力を磨き、愚直さの結果もあり、たった半年間で事業部のエースとしての座を確立しました。

まとめ

その日、その月だけ輝くのではなく、常勝集団をつくる。常勝は戦う前に既に決まっているもの。

そのために
①常勝条件を把握する(言語化・設計)
②常勝条件を揃える(HOWに落とし込み、行動)

絶対勝てる条件を持ち、戦いに挑みましょう!

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