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【20代向け】将来のキャリアが見つからない人が取り組むこと

4月になると新卒が入社し、新たな後輩ができる社会人の方も多いと思います。

うちのようなベンチャー企業は、説明会や選考で大きなビジョンを語り、自己成長欲求を重視して採用していることもあり、新卒が入ってめちゃくちゃ聞かれる質問の一つが
「●●さんってどうなりたいんですか?」という将来に対しての質問。

皆さんは、明確な回答を持っていますか?

■ゴールピープルとリバーピープル

世の中には、
イチローや本田佳佑ように「〇歳で必ずこうなる」という明確な目標を持つ
「ゴールピープル」という目標から逆算して突き進む人材と
「リバーピープル」という流れに身を任せ、明確な目標を持たない人材がいます。

8割くらいはリバーピープルと言われていますが、
私もどちらかというとリーバーピープルでした。

どこまでを目標と呼ぶかにもよりますが、
20代前半で「30歳までにこのポジションになり、そのために・・・」と
明確な目標はなかったです。

ただ、「爆発的に成長する20代を過ごそう」という意志、
軸・方向性だけは、強く持ち合わせていました。

「爆発的に成長する20代を過ごそう」とは…
■チャンスがあれば基本的にすべて飛びつく
■目の前の給与ではなく、10年後に差がつく「経験」を優先する
■その経験から自分に合うもの、やりたいことを探す、見極める(選択肢を広げ、深める)
■30代前半までには自ら事業を起こす・担う

ということを考え、仕事に取り組んでいました。

そのような背景もあり、

・入社1年目で一人で地方拠点の単独立ち上げ
・3年目に自らの顧客を全て引継ぎ、新規事業の立ち上げに参加
・5年目に部署に必要な職種を自ら提案し、職種を変えて新たな仕事に挑戦

などなど、20代でチャンスがあれば飛びつき、自ら機会をつくり、
仕事をしてきました。

もし自分がゴールピープルで、明確な目標がある人材であれば、
遠回りかもしれない経験、今後活きるかも分からない経験は
してこなかったかもしれないです。

もちろん様々な経験で得たことは、今でも大きな財産になっており、
多くの失敗も含め、無駄なことは無かったと思っています。

明確ではないですが、「爆発的に成長する20代を過ごそう」という
意志・覚悟だけは強く持ち、目の前のことに全力で取り組むことで、
見えなかった3年後が見えてきたり、新たな役割を得ることはできます。

結論、自分が「ゴールピープルじゃないな」と思うのであれば、
意思や軸だけは持ち、目の前のことに全力で挑んでみよう、ということ。

・今やっている仕事の意味って
・KPIってやる意味あるのかな
・まぁこれくらいでいいや

と思う前に、全力でやれば見えることがある。
逆に、全力でやらないと見えない。

明確な目標もないまま、ふわふわし、目の前に全力にもなれない人は
ずっと目標が見えることはなく、どこにたどり着くこともないです。

明確な目標がなくても、いま一生懸命打ち込んでいる姿や想いが語れる人は、後輩からも輝いて見えるはず。

特に20代は強い意思や軸を持って、仕事に取り組むといいのではないでしょうか、というお話でした。


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