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40男たちの恋と友情にときめく ドラマ「紳士の品格」 #496

「やったー!」

今日は、ニュースを見て思わず声を上げたドラマを紹介します。

韓国では2012年に放送されたチャン・ドンゴン主演のドラマ「紳士の品格」が、GyaO!で配信開始されました。韓流四天王のひとりチャン・ドンゴンですが、なんとラブコメはこれが初めて。ヒロイン役のキム・ハヌルは、ラブコメの女王と呼ばれています。(個人的には「女王」が何人いるんだ……という気もしている)

キム・ウンスク脚本家とシン・ウチョル演出家というヒットメーカーコンビによる、不惑を迎えた男たちの友情と、オトナの恋愛を描いたドラマです。

配信ですぐに観るならこちら。

<あらすじ>
カフェの窓際の席で、雨宿りをする高校教師イスに目を奪われる建築家のドジン。季節が変わったころに再会するが、同一人物と気づかずに別れてしまう。親友テサンの野球チームの試合で審判を務めるイスと出会ったドジンは、ようやくイスにアプローチを開始するが、イスが心を寄せているのはテサンであることが判明。そのテサンは、イスの親友でルームメイトのセラと付き合いはじめ……。

それぞれに仕事で成功して、そこそこに地位も築いている「不惑」の男性4人。ジョンロク以外はシングルではありますが、「独身貴族」というわけでもないんですよね。迷いつつ、日々を楽しみつつ、責任を果たしている「オトナこども」といった男たちです。

キム・ウンスク脚本家は、韓ドラ界きってのヒットメーカーで、ヒョンビン主演の「シークレット・ガーデン」や、コン・ユ主演の「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」が代表作です。

年齢が近いせいか、彼女とよく比較されるのが、「愛の不時着」のパク・ジウン脚本家です。特徴は、ロマンスのパク・ジウン、セリフで泣かせるキム・ウンスクといえるかも。パク・ジウンが「強くてパワフルな女性」を描くのが得意なのに比べて、キム・ウンスクは「プリンスメーカー」という別名のとおり、男性を魅力的にみせるのがうまいです。

そんな脚本家の作品に、12年ぶりのドラマカムバックとなったチャン・ドンゴン。友人役の男たちも生き生きと演技しています。

テサンとドジンはふたりで建築事務所をやっているのですが、ある時、部下が顧客にクレームを付けられていることが分かります。この時のドジンがかっこよかった!

「オレがなんでお前より高い給料もらってるか分かるか? こういう時に出て行くためだよ」

くーーーーーっ! こんなセリフ言ってみたい!

と思っていましたが、わたしは当時フリーで仕事をしていたので、そんなチャンスは来ないままでした……。

ドラマに登場したケーキやパンプス、撮影現場のカフェが大人気となるなど、数々のテレビ発トレンドを生んだドラマでもあります。

主人公のふたりが見つめ合い、ただ音楽が流れる……。そんなシーンが多用されるようになったのも、このドラマからかもしれない。

「オトナこども」な男たちのクールでセクシーな姿が楽しめますよ。

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