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「ナチュラルディスタンス」人と自然といい距離感って何?

こんにちは。くれはです。

今日は、個人ブログのタイトルにしている「人と自然といい距離感」「ナチュラルディスタンス」ってなに?というテーマで、
ブログテーマの根底にある考え方について、言語化してみようと思います。

ナチュラルディスタンス(Natural Distance)とは

「ナチュラルディスタンス」とは、
直訳すると、「自然な距離」です。

もともとは、
人と動物、命と命の適正な距離感を表すアラスカの言葉なんだとか。
自然界ではお互いに無益な殺生を防ぐ為に
お互いにある一定の距離をとって安全を保つ、
これは当たり前にやっていますよね。

でも これ、現代ではとてもアンバランスになっていませんか。

人間同士の距離感は必要以上に近づきすぎていて、
自然との距離感が遠ざかりすぎている
そんな気がしています。

人との距離感が近すぎる
「人との距離感」の「人」とは、
ここでは
「人目」、「他人」、「世間」、「常識」、「社会」といった
不特定多数の日本人の集合体と
「友人」「家族」「会社の人」など
顔が見えて繋がりが濃い身近な人間関係の両方を合わせた範囲
をイメージして使っています。

私が一番人との距離感に苦しんだとき、
それは離婚の時です。

婚姻生活を解消することそれ自体の辛さもありましたが、
今までずっと”順調に王道コース”を歩んで、マジョリティ側だった自分が、
急にマイノリティ側になってしまうことへの恐怖や不安
の方が圧倒的に大きかった気がします。

「結婚したら”普通は”離婚しないもの」とか
「”周り”で離婚している人なんていないのに」とか
「バツイチなんて”世間”から失敗の烙印を押されるのでは」といった
他人からの評価を気にするマインドが
自分の内側に深く根ざしていた、
人の価値観と自分の心の距離が近すぎたんですね。

例えば「会社に行かなくちゃいけない」なら、
本音では会社に行きたくないと思っている。
でも心の声を無視して、
「仕事だから」とか頭で作ったロジックで納得させて
ストレスを抱えながら行動する。

これって、野生の動物だったら考えられないことです。

理性で本能に逆らって行動することって、
人間にしかできない特殊な能力です。
それ自体を否定するわけではないですが、
ずっと続けていると
自分の本当の感情や本来持っていた感覚がどんどん麻痺していきます。

ストレスを我慢しすぎて鬱になったり、は典型例ですね。

人や社会と関わって生きていくのは「人間らしさ」ではありますが、
度を超えると「非人間的」とも言える状態になってしまう危険性があります。

自分自身らしさ、心と身体の平和を大切に、
適切な距離を置くこと
自分と他人を別々に分けて考えられる冷静さは持ち続けていたいものです。

自然との距離は遠すぎる

皆さんは自然と日常的に触れ合っていますか?

春になって、新芽が次々と出てきている様子を見ましたか?
最後に裸足で土を踏んだのはいつですか?
室内ではなく、空の下で眠る気持ち良さを覚えていますか?

ほとんどの都市生活者は、
会社にしても自宅にしてもカフェにしても
1日24時間の大半をコンクリートで四方を覆われた建物の中で過ごしていると思います。

春は花粉が辛いからと窓を開けず外出もせず
夏はクーラーで冷やした室内で汗をかかずに過ごし
オフィスの窓の外が暗くなる時間帯で秋の夜長に気づき
冬は寒いし暖房効率悪いと部屋を閉め切っています。

かなり意識しないと、
季節はいつのまにか通り過ぎているのではないでしょうか。

でも、人間は種として誕生してからの人類の歴史の中で、
99.9%は自然の中で暮らしてきました。
高度に都市化されて、何時間もモニターの前に座っているような生活は
つい最近のことなんです。

そう。当然、人類の進化は全く追いついていません。

毎日、都市で生きているだけでストレスはかかっているんです。

ここへきてコロナ渦での緊急事態宣言に外出自粛要請。
最初は「引きこもりが全然苦にならない」といっていた人も
1年以上経った今では「定期的に日光を浴びに散歩に行かないとやばい」なんて話しています。

私自身は2月から毎朝近所の公園を散歩する習慣を始めましたが、
この3ヶ月の間にも公園の人出は徐々に増えてきています。
みんな「外の空気を吸いたい」「太陽の光を浴びたい」んでしょうね。

自然に触れるとリラックスする、それは本来の姿に近づいているからです。

今、キャンプやアウトドア、地方移住や田舎暮らしにブームがきているのも、
流石に都心で狭い家の中に籠もりすぎていることに
限界がきた身体が危険信号を発して、
みなさんがそれを本能的に感じ取っていることの現れだと思います。

とはいえ、都市生活の便利さを捨てて
大自然の山奥に籠って仙人のような暮らしをしたいわけでもありません。

個々人のいい塩梅のバランスを見つけて
うまく自然を生活に取り入れることが重要です。

「人と自然といい距離感」とは

まさにこれが現代に暮らす私たちが実現すべき
「ナチュラルディスタンス」=「人と自然といい距離感」
なのではないか、と考えているのです。

人との距離感は適度に保ち、いま近過ぎる部分は距離をとっていく
自然との距離感は足りていない部分を、いい塩梅で近づけていく

これができると、いま生きづらさを感じている多くの問題
(人間関係のストレスや、心身の不調など)が解決するのでは、と思います。

具体的には以下のようなステップが必要だと考えています。

・他人軸ではなく自分軸で行動できるマインドを整えること
・常識や過去の価値観など頭のリミッターを手放して自由に発想&行動できるようトレーニングすること
・過干渉な人間関係や束縛・圧力・負のオーラで息苦しい環境から抜け出すこと
・「〜しなければならない」で無理にストレスを我慢しなくてもいい働き方を実現すること
・自然の中で錆びついている五感を再び研ぎ澄まし、本来の感覚を取り戻すこと
・自然の中で過ごしてリラックスできる機会を増やすこと
・比べない、逆らわない、受け入れる、ありのままといった自然の姿勢を学ぶこと
・100年、1,000年といった時間軸の大自然の時間軸、大いなる力に想いを馳せて自分自身の存在を俯瞰して俯瞰してみれるようになること

こうしたちょっとした積み重ねが結果的に
自分らしく人間らしくその人らしく
自然で心地よく幸せに生きられる絶妙なバランス
(ナチュラルディスタンス)を見つけて、
心と身体の健康と平和を実現できるようになる。
これが幸せに生きるためのロードマップの一つだと考えています。

今のところ、自分自身は実現できていないことばかりですが、
少しずつ整えながらその軌跡を発信していこうと思います。
また、同じ価値観を持つ仲間と出逢えるきっかけになったら嬉しいなと思います。

まとめ


・ナチュラルディスタンスとは、自然で適切な距離感のこと
・人間同士のナチュラルディスタンスは近づきすぎている
・逆に人と自然のナチュラルディスタンスは遠ざかりすぎている

両方の距離感をいい感じのバランスに整えられると、幸せに生きられるはず
という事で、
「ナチュラルディスタンス」です。

キーワードが今はまだあまり世の中に浸透していないのをいいことに
勝手な解釈で定義をしてみました笑

言葉の細かいところ云々は置いておいて、
なんとなくの方向性に共感してもらえる方がいれば嬉しいです。

これからお役に立てる情報を発信していけるよう精進しますし、
その中で自分自身が幸せになってやろうと画策していますw

一緒に心地よく自然で幸せな生き方を模索していきましょう♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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