面会制限の今
皆さまこんにちは。
親が介護施設に入居して以来、私は月に1・2度施設へ行っています。施設の中で二人でボーッとすることもあれば、親を連れ出して食事に行ったり図書館へ行ったり、プラネタリウムや公園等に連れて行ったりしていました。
しかし今は、コロナ禍のため、訪問を禁じられています。施設内で感染者が発生したら大変なことになります。それはよく理解できますが、全然話もできなくなってしまいました。
外出もかなり制限されています。それまでは、職員と一緒にスーパーへ買い物に行っていたのですが、感染防止のため、それもなくなり、施設の周囲を少し歩く程度。認知症以外、足腰は至って元気なため、運動不足になってしまうだろうなと心配しています。仕方のないことではありますが、ジレンマはあります。
半年ほどしてから、オンラインでの会話が10分だけですが認められました。1カ月1回、という制限付きですが、顔が見られるだけでもちょっとホッとします。
施設の方も日々一生懸命だと思います。おかげで、私は自分の仕事や家族のために動くことができています。今は仕事の面で厳しい対応ばかりをする日々ですが、こんな状態で介護問題も重なっていたら私はどうなっているのだろう、と想像するとゾッとします。
親の認知症もいつどう変化があるか分かりませんから、平穏な日々がいつまでも続く保証はどこにもありません。だからこそ、今のうちに仕事と家族のことに一生懸命取り組もうと思う現在です。
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。