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南カリフォルニアのアジア系住民

皆さまこんにちは。

もう5年以上前のことになりますが、仕事でアメリカに行きました。
場所は、トーランス市。あまり聞き覚えのない名前だと思いますが、実は日本人にとっては関連の深い街です。
ロサンゼルス空港から車で20分もかからないところに、トーランスはあります。もしかしたらロサンゼルスの中心部より近いのかもしれません。
この街は、日本企業の米国支社が相当数あります。なので、日本語が話せる人も多い街です。
日本人、あるいは日系人がここへ住み、日本語を駆使してビジネスをするケースもよくあるようです。
日本の食材を専門的に扱うスーパーマーケットもあります。閉店間際にそのスーパーに行ったら、蛍の光の音楽が流れ、日本語で閉店のアナウンスが流れていました
日本食堂もあり、日本で食べられるようなお弁当も売られています。

私がロサンゼルス空港に到着後、お迎えに来てくれた方は日本語が普通に話せる方。
ホテルのフロントの方こそ英語でしたが、ホテルマンも日本語を話します。
翌日会った方も日本語が話せる方で、昼ごはんも日本のと同じお弁当。夜は焼肉屋や中華料理店。

どこまでもアメリカらしさから離れた感しかなかったので、「次は何を食べに行きますか」と同行していた現地の方に言われた時に私はつい、「アメリカらしいものが食べたいからハンバーガー屋!」と言ってしまい、相手に苦笑されました。

剣道がとても盛んな地域です。近隣の街にも剣道教室があるため、南カリフォルニア大会も開かれていて、多くの参加者でにぎわっています。北カリフォルニア地域も盛んなようです。

ただ、トーランスだけでなく、カリフォルニア地域は日本人や日系人がめっきり減ったようで、代わりに中国系や韓国系の人が増え逆転現象が起きているようです。剣道教室も、中国系・韓国系の名前がすごく多く見受けられます。
この地にいる人にとって、アメリカは日本のものではなく、アジア人のアイデンティティに大きく関わっているようです。

調べてみたところ、剣道には世界大会があって、アメリカは2位や3位になるほどの強い国です。

少し前に、アメリカでは変な剣道が広まっていて、それを日本の剣士が成敗するようなテレビ番組があったようですが、あれはアメリカのごく一部。少なくとも南カリフォルニアでやっていたそれは完全に日本の剣道でした。ご安心を。

たぶん日本にある地図では探し当てることも難しい町名だと思います。ロサンゼルス郡の中にある町のひとつなのですが、結構トーランスも広かった。

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冬も暖かいようで、ディズニーランドもロサンゼルス中心部も車で移動すれば近い。治安も悪くなさそう。旅行できるのであればこの町に泊まるのがいいかもと思いました。

#私の仕事

至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。