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遠い昔の合格記(3 現代文)

国語の点数を上昇させた、私の体験を書きます。

仕組みを知るきっかけに

受験期になっても今ひとつ点数が上がらなかったのが、国語でした。特に現代文が伸びません。当時は読書があまり好きではなく、国語の先生が「読め」と課す課題図書が結構「重い」ものばかり。

自分なりに違う角度の本も読みました。小学生の時は江戸川乱歩の怪人21面相シリーズをかなり読み、芥川龍之介の本は高校時代によく読みました。高校2年時には、「長編に挑戦」と、

読みました。が、「ん〜」とうなっただけでした。

現代文のテストは長文読解での4択ができません。2択には絞れるのですが、最後の「どっちか」をずいぶん外すのです。

要するに

著者の気持ちが分からない=人の気持ちが分からない

振り返ってみれば、「今の自分じゃないか!」とも思いますが。。。これでは点が取れないなぁと悩んだ私は、書店で現代文の参考書を買いました。それが冒頭の写真の本です。

疑問が瓦解しました。

本文に書いていない事は答えには出ない

当たり前のことかもしれませんがそれが初めて分かったのです。

もう少し知りたいと思い、当時著者がいた予備校の夏期講習をちょっとだけ受けました。

今のテスト対策に活かせるのかは分かりません。が、問題を解くための「仕組み」が分かりました。

少し前に鈴木光さんの著書の事を書きました。

ここで、鈴木さんが述べている英語問題の解決ポイントを記したのですが、それと同じことが、この方の著書にも一貫して書かれていました。

劇的、というわけではありませんが、9月から点数は若干上がりました。

ほかの科目も必死で学習していたので読書量を稼ぐことができず、かといってなんとかしなければと焦っていた自分を救ってくれた一冊だったと思います。

もう売ってないようですね。


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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。