見出し画像

「日本ってこんな社長ばっかり?」と思い、2時間聞きました

盛大に不正をやらかしたあの会社の経営陣が会見を開いたそうで。
「なんかヒドイなぁ」と思いました。どうやら当事者のせいにしたようで。

本当のところはどうなのかと思い、せっかくなので、約2時間の会見、全部見ました。以下、見ての感想です(私の記憶違いがあったらお詫びします)。

まず、「こういう行為を生んだ土壌が社内のどこかになかったのか、検討しなければ」という空気は伝わってこなかったです。
「加害者か被害者か」と尋ねられてようやく加害側であることを認めつつも、それでも尚且つ実行者を訴えたいと付け加えてしまう。
個人がやってしまったとしても、単独犯でない限り、原因は組織の土壌にあるのは確実です。そこに対する思いがいちばんの問題だった、という事は伝わって来ませんでした。

「組織ぐるみではない」と言っても、「なぜ起きたか」に対しては職務怠慢、状況確認の甘さと回答。終盤になって質問を受け、組織をつくっての運営ができていなかったと。
質問されてやっとこの答えにたどり着くって。。。先に言わないの? これ。
最後の最後で、訴えることに対して考え直す発言が出て来ました…(これ、メディアで出ていたのでしょうか)

昔、某證券会社の社長が「社員は悪くありません」と強く言ってたのを思い出しました。ああいう社長の会見を、ほかに見た事がありません(私だけでしょうか)。私の目に見えていないだけかもしれませんが。

#最近の学び

この記事が参加している募集

#最近の学び

182,021件

至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。