失った者の心理(まさきとしかさんの書2冊)
まさきとしかさんの本を2冊読みました。
あの日、君は何をした
「その1日」のために突如わが子を失った母親が一変してしまいます。
刑事役もちょっと独特です。
完璧な母親
こちらも、子どもを事故で失った母親を中心に描かれた物語です。
そもそもタイトルがあり得ないわけです。「完璧な親」なんてどうやったって無理だと思うわけです。
しかし、子どもを突如失ったがためにそのような心境に追い込まれ、常軌を逸した行動をとってしまう。ちょっとありそうで怖い話だと思います。
2冊を読んで、ちょっとの事故で人生がひっくり返ることもある可能性を感じ、だからこそ、日々平穏であることのありがたさをしみじみと感じました。
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。