見出し画像

失った者の心理(まさきとしかさんの書2冊)

まさきとしかさんの本を2冊読みました。

あの日、君は何をした

「その1日」のために突如わが子を失った母親が一変してしまいます。

刑事役もちょっと独特です。

画像2


完璧な母親

こちらも、子どもを事故で失った母親を中心に描かれた物語です。

そもそもタイトルがあり得ないわけです。「完璧な親」なんてどうやったって無理だと思うわけです。

しかし、子どもを突如失ったがためにそのような心境に追い込まれ、常軌を逸した行動をとってしまう。ちょっとありそうで怖い話だと思います。

画像1


2冊を読んで、ちょっとの事故で人生がひっくり返ることもある可能性を感じ、だからこそ、日々平穏であることのありがたさをしみじみと感じました。


#読書感想文

この記事が参加している募集

読書感想文

至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。