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ひたすら「活字中毒」

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読書が趣味、というより活字中毒といったほうが適切かも。 読むスピードは早くありません。少しずつ、読んでみての感想、自分へ活かすポイントがあれば、そういったことをまとめています。
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記事一覧

魂の退社(稲垣えみ子)

アフロの女性でいろいろなメディアに出ている等、最近は各所によく頻出している方だと思います…

丹波哲郎 見事な生涯(野村進)

子どもの頃、「太陽にほえろ!」はほぼ毎週見ていましたが、「Gメン」シリーズはほとんど見てい…

この夏の星を見る(辻村深月)

図書館で予約していた本がようやく。あまりに昔の事だったため、なぜ予約したのか覚えていませ…

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オフ・ブロードウェイ奮闘記(中谷美紀)

中谷美紀さん、お綺麗な方だと思いますが単身でインド旅行へ行ってしまうほどのキモのすわった…

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あなたを変える行動経済学

読書のペースがすっかり落ちてしまいました。 「難しい内容の本ばかり読んでいるからだ」と思…

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「君が手にするはずだった黄金について」を読んで

自叙伝なのかな? 小説家という職業の苦悩について書かれています。 今は誰でもモノが書ける…

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ぼくはあと何回、満月を見るだろう(坂本龍一)

私が初めて買ったレコードは、YMOの「浮気なぼくら」でした。 その後、坂本龍一さんのアルバムはだいぶ聴いたと思います。日本のアーティストでは間違いなくいちばんです。 坂本さんの最後の書が、この「ぼくはあと…」です。 本の内容は、ほぼ仕事の記録です。 すごい 多忙をきわめていくなか、著名な人の依頼を受けるかどうかと検討しているときの一文です。 こういう「背中を押してくれる人」の存在がいることは大きいですね。活躍の裏にこういう人は絶対いると感じます。毎日これを言われると

わが投資術(清原達郎)

いやぁ読み終えるのに時間がかかりました。難解です… とくに投資には興味がありません。 た…

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世界は広い(ジンセイハ、オンガクデアル(ブレイディみかこ))

全く読んだことのないジャンルでした。 イギリスに暮らす方による著書で、前半は、ご自身が勤…

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冒険の書(孫泰蔵)

「教育はなんのためにあるのか」「学校の存在する意義はどこにあるのか」 というワンテーマで…

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『プリズム』百田尚樹

多重人格者を好きになってしまった、という話です。 きわめて難解なテーマに挑んだ作品、と言…

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ブラックショーマンと名もなき街の殺人

まあよくこんなキャラの立つ人物を作り出し、よくこんなトリックを考えるなぁ。作家さんってす…

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小説家になって億を稼ごう(松岡圭祐)

小説家になる気はまったくないのです。 「じゃあなんでこの本を読んだのよ?」とつっ込まれそ…

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暮らしと産業を支えるいろいろな船

これは「本」というより「冊子」です。 商船三井という会社から出されているもので、内容はタイトルのまんまです。 いやもう全然知りませんでした。客船や自動車を運ぶ船くらいしか知らんかった自分が恥ずかしい。 あたりまえですが、大陸とつながっていないわが国は、モノを運ぶために海路を使うケースが大半です。その「モノ」を運ぶ船が、こんなにも多種多様である事に驚きです。エネルギー源を運ぶには特殊な素材を使う等の技術が必要です。安定した供給、事故が起きないような技術を現在のように確立させ