それぞれの、ゆたかさ

「ゆたかさ」って。聞き慣れた言葉だけれど、受け取る人によってイメージが全く異なる代表かも知れない。

「私のゆたかさ」という表現がぴったりに感じる。

これからの時代、多種多様な「ゆたかさ」が存在していくのだと感じる。

共通することでも、それぞれにまた多彩なゆたかさが存在していて

独身でいること、でも。

独りの時間を楽しむとか、趣味に人生を掛けるとか、友達とシェアハウスで老後を過ごすとか。

男性が料理（趣味）動画をアップしていること、でも。

パンを焼いたり、多数のレシピを考案していたり、そして女性より丁寧で本格的（笑）

お金持ちになること、でも。

世界中を巡っていたり、大豪邸に住んだり、大金を寄付したり。

家を持つこと、でも。

一軒家をデザインしたり、古民家を買って（しかも別宅）をリノベーションしたり、お部屋（空間）を自由にデザインしたり。

目的が「私のゆたかさ」に繋がっている。がつがつと働いてきた時代を過ぎて、物質的にゆたかになって、その先の「それぞれの、ゆたかさ」

コロナ自粛期間を経て、さらに時間の使い方の意識が変わっていくと思う。一人ひとりの心の中に新しい視点が生まれて「何が大切なのか」を視る眼が開けたのだと。

それは、生き方や人生観が支柱となっているから、人の数だけ「ゆたかさ」が生まれるのは、人間に与えられた「知恵」を活かす最大級の楽しみかもしれない。本来、創意工夫に長けている日本人は、品薄になったマスク需要を、闘争することなく、「手作りマスク」を定着化させてしまう、ゆたかな精神力と、知恵を持っている。

私自身、コロナ自粛で「ゆたかさ」の意味合いが一変した。自粛前までは、自分のこと以上に仕事優先だった。仕事をしている自分が自分だと信じていた。その仕事が寸断されてできた「時間」をどう使ってよいのか分からなかったが、直に自由を感じていることに気付いた。時間に縛られず、追われず、気ままに過ごしてみた。最初こそは背徳感もあったけれど、自由気ままな時間を喜んでいる心の存在が大きくなっていった。遊びに行くこともできないもの功を奏していて、意識が自分に向いていく。元来、内向的だったのだと自分の知らない自分の一面を見たり、これまでの人生を振り返ってみたり、これからの人生を考えたりしていたら、「私のゆたかさ」が変わった。

そして、ゆたかなのに、削ぎ落とされた感覚の方が強い。

それは、右脳的、左脳的に偏った思考ではなく、バランスを持った中立的な思考。

物質的、視覚的な、ゆたかさから、心の内面のゆたかさまで。それぞれが、それぞれの「私のゆたかさ」の先が「人生の幸せ」に繋がっているしたら、日本人は精神的に幸せになって、幸せな国へ成長していくと感じる。

PROFILE ： Tomoco　～ 美礼 天座 天神 龍神 ～
三度の覚醒を体験の後、古神道で百日行を満行。
心身治療・祈祷・霊視の能力を授かり、個々の魂に刻まれた【天恵】 と 人生を豊かに満たす【地徳】を伝える 独自の霊査鑑定と開運カウンセリングを確立。
幸せな人生を描きたい人のための天恵地徳の智慧をどうぞ。
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