「おっさんずラブ」について 2話
まだ私は余裕だった、BLで見たことあるやつてんこもりにしてきて、
しかも笑いを取ってくるこのドラマに。
冒頭、先週のキスシーンから始まり(はるたんの回想)、腐の気持ちはがっちり鷲づかみ。
はるたんのクソダサいスウェット上下も、多分おかん買ってきたのそのまま着てんだろうなあ、と思わせ萌えさせる。
なんせ、小学5年生なのだ、自分で着替えられるだけ良く出来た、という所だろう。
(実際服もおそらく牧セレクトであろうと思われる)
朝、牧は何事も無かったような素振りで朝食を用意(会社に行く前にしては豪華)、
遅くなるからカレーも作ってあると。
なんて、おかん。おかんだって、勝手に食べてなさい、って言うよ、33歳の男に。
ていうか私朝はトーストか、納豆ご飯だよ、面倒で。
これ、見返して思ったのだが、牧は後悔やらなにやらで寝てないんじゃないかと。
それでぐつぐつカレー煮こんで、朝ごはんも用意して、なおかつ顔合わせないように早く行ったのではないか。
煮込まれたカレーは当然美味しいに決まってる。
でも初見時は「ツンデレね、お約束ね」と思っただけだけど。
そしてとうとう見せ場、ランチミーティングのはるたん奪い合い。
乙女部長のキャラ弁(あの台所で作って蝶子さんに不振がられなかったのだろうか)に、お約束のから揚げ。
「おいひぃです~」(と言うしかない、でも本当に美味しかったと思う)
にちょいちょい触ってきて、結構ひざから上まで手が行ってるはるたんピンチ!
そしてちょいちょい乙女→部長になるうえに、
「シンデレラにしたんだ!」と滑舌よくきたから、
こちらも「ひーーーー!」とか「ぎゃあぁーーーー!」とか、自分で聞いた事のない自分の声を聞いたわ。
ジェットコースターでも声「…ひっ。」しか出ない私が。
そこに牧が鬼の形相で着て、はるたん奪い合い。
あれ、これって「大岡裁き」? 手を離したほうが本当の保護者なんだっけ?そうだっけ?
そして絵に描いたような見事なスッテンコロリンになる、はるたん、
きっと製作陣は「まんがにっぽん昔話」を参考にしたに違いない。
ここで私はまだ牧の告白には反応せず、
部長の「おめえよぉー!」からの「存在が、罪ィイー!!」に気をとられていた。あと「はるたんそんなんじゃねえ!!」(アドリブ)も。
が、わんだほうでの「春田さんが、本気で好きなんですよ!!」と大きな目に涙を浮かべた牧の顔と告白に、
本当に、全て持っていかれ、なぜか泣いていた。
ほぼ、綾波レイの「これが涙。泣いてるの私」状態。
このドラマで無責任に「萌え~」とか言っても、まさか涙出てくるとは。
そこからの、なぜか走るはるたん(脳内で小田和正再生中)に月9感を感じながら、
パチンコ屋とかで見つかったんじゃなくて良かった、と思いつつ、
牧の「春田さんて、なあんにも見えてませんよね。」
「可能性が無いなら、優しくしないでください!!」
「普通には、もう戻れないです」
で、本当に持ってかれた。牧の気持ちに。すべて。
(あ、デコチューもね)
はるたんの気持ちも分かるけど。
これ正直男女でやられても、「ふーん」ぐらいだった。
あー若いっていいわねぇ、位で終わってた。
何がそうさせたんだろう、林君の演技は勿論だけど、なんでこんなに熱く語って、考察して、馬鹿みたいにツイッターで垂れ流して(今度貼るけど、気が狂ったように語ってた)、
今もこんなに長文を垂れ流しているのだろう。
そして、この晩牧は帰らなかったと思うけど、元カレの所には行ってないと思う、ネカフェで眠れず(寝てないばっかりだな)だったと思う。
はるたんは「…んだよ、あいつ、好きって、戻れないって、なんだよ!!」
って言いながら、ソファーで寝てたと思う。
なんせ、小学5年生だから。大きくなれよぉう。
療養中の為、療養費に充てたいと思います。サポート感謝いたします。