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友情なのか愛情なのかわからないし、ただ寂しくて一緒にいたいだけかもしれない

今すごく寂しい気持ちでいる。(先日書いた突然の寂しさが襲っている。)
休みが終わるからかも知れないし、痙攣発作があったから、また障害者であることに打ちのめされたのかも知れない。
思うように休日を過ごせなかったから?それか親友としばらく連絡を取ってないからかも知れない。

私は親友のことが大好きだ。
大学から10年来の付き合いで、卒業後も頻繁に会って一緒にライブに行ったり、くだらないことを喫茶店で話して水を下げられても話続けた。彼女の彼氏に別れ話を切り出す前には一緒に会って、うまい別れ方を一緒に考えた。

彼女といると全く自分を偽らなくていい。彼女みたいに自分も頑張らないとな、と思う。そしてもっと彼女と一緒にいたい、彼女にとっての「特別な何か」になりたいと思うようになった。そもそも大学の時に彼女に彼氏ができたときには、何に対してかわからなかったがすごくイライラした。

家族のこともあってか、私は元々男性が苦手で、告白されたり好意を向けられたりすると一気にその対象に嫌悪感を持ち拒絶してきた。性的なことも同様だ。
これまで男性を好きになったことはあるが、「自分が女性だから異性を好きになるもんだ」という思考からだったのかもしれない。30歳の今もはっきりとはしない。

惹かれるのは親友であって、圧倒的に女性だ。男性アイドルを応援したりかっこいいとは思うが、美術品を観賞するのと感覚が近い。肉体的に惹かれることはない。

でも、ここまで書いてきて自分が同性愛者だというにはまだ疑問符がつく。親友にとっての感情は、子どもじみた独占欲かもしれないし、寂しくなった時にだけ都合よく引っ張りだしてくる防護衣なのかも知れない。男性嫌悪の裏返しかもしれないし。もちろん彼女(彼女以外を含め)と肉体的な接触を持ったことがないので、自分の性嗜好は曖昧なままだ。ただ単に自分に「同性愛者」という新たなラベルが付くのが嫌なのかも。

この曖昧な気持ちを深夜「おっさんずラブ」最終回をみて堪らなくなった勢いで伝えたこともあるが、彼女はけらけら笑いながら「キモい」といいつつその話を聞いてくれた。同様に、私は大切な存在だがそれ以上ではないとも。

それでいいと思った。落ち込んだが安心した。
今までの関係は崩れないし相手も大人だからそのまま優しく応じてくれる。自分の性嗜好を明確に決める必要もないし、無理やり恋愛もしたくない。
でも、またひとつ処理しきれない感情は増えた。感情に名前がつけられないのでずっとモヤモヤしたままだ。

自分が大切に思う誰かから、おんなじくらいじゃなくてもいいから、大切にされたいと思う。動物みたいにくっついて一緒に眠りたいと思う。その一番の相手は、やっぱり彼女が良い。そんなの無理だとわかっていても。

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