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INFOBAHN DESIGN LAB. をアーカイブしています 特技は親戚とのカラオケ

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最近の記事

サステナブルなビジネスデザインは、資源の現場からはじまる【丹後リビングラボ事業創造プログラムのご案内】

新規事業をゴールに見据えたアイデア創出には、無限のアプローチがある。弊社インフォバーンはこれまで、ヨーロッパ視察やソシエタルデザインなど、多様な切り口からイノベーション創出プログラムを提供してきた。 今までの知見を活かし、丹後リビングラボの活動の一環として今月末にIDLが開催するのが、京丹後市での事業創造プログラムだ。 地域に根ざして挑戦を続ける事業者さんをめぐり、ワークショップで自社の事業アイデアへと接続する3日間。このnoteでは、訪問する事業者さんの紹介と、彼らとの

    • デザインとコンポストの交差点

      庭がなくても、一人暮らしでも、ベランダさえあれば簡単にコンポストができる。まだまだ耳馴染みのなかった「コンポスト」というライフスタイルをグッと身近にした、グレーのフェルトのバッグ。SNSや雑誌で見覚えのある方も多いのではないだろうか。 コンポストバッグの製造販売を手がけ、ブームの立役者となったのが、ローカルフードサイクリングさん。(以下LFC)堆肥化のスピードを速め悪臭を抑える独自の土の配合は、20年にも渡る研究と実践から生み出されているそう。 そして、LFCさんがこの夏

      • ビジネスチャンスは転がっているものではなく、探索するもの【TLLイベントレポート #4】

        7月29日に行われたイベント「“しごと“を見つめ直すフィールド 〜ローカルイノベーターの宝庫:京丹後に学ぶ〜」のレポートシリーズ最終回。京丹後へ事業を立ち上げたお二人と、コンソーシアムを率いる長瀬さん、そして外部企業としての立場で参画するIDLの白井さんの4人で、それぞれの異なる視点から「京丹後×仕事」のテーマでディスカッションしました。 (ここまでの流れは下記3編をご参照ください。) まず一つ目の問いは「都市部の企業、ビジネスパーソンには、京丹後でどんな学びや関わりしろが

        • 先人たちが温めてくれた、京丹後の「チャレンジしやすい土壌」【TLLイベントレポート #3】

          7月29日に行われたイベント「“しごと“を見つめ直すフィールド 〜ローカルイノベーターの宝庫:京丹後に学ぶ〜」のレポート第3弾。京丹後で事業を立ち上げたお二人をお迎えし、事業者としての視点から京丹後について語っていただきました。 一人目のゲストは、食の事業を手がける合同会社tangobarの関 奈央弥さん。もともと京丹後市の出身で、東京で5年間小学校の管理栄養士を務めたあと、京都市内で缶詰の商品開発の仕事に携わり、4年前から丹後で食に関わる仕事をするために地域おこし協力隊の

        サステナブルなビジネスデザインは、資源の現場からはじまる【丹後リビングラボ事業創造プログラムのご案内】

          イノベーションにコミュニティは不可欠。リビングラボの価値創造とは【TLLイベントレポート#2】

          7月29日に行われたイベント「“しごと“を見つめ直すフィールド 〜ローカルイノベーターの宝庫:京丹後に学ぶ〜」のレポート第2弾。当日に会場に流れていた空気や登壇者の熱をお伝えすべく、トークセッション形式で記していきます。 山下:司会を務めます、丹後リビングラボの山下と菊石です。最初のセッションは「丹後リビングラボから見る“先進的”な京丹後の特性」と題し、京丹後市行政から若林さん、丹後リビングラボから長瀬さんと白井さんをお迎えし、3名でお送りします。 長瀬:丹後リビングラボ

          イノベーションにコミュニティは不可欠。リビングラボの価値創造とは【TLLイベントレポート#2】

          【丹後リビングラボイベントレポート#1】 “しごと“を見つめ直すフィールド 〜ローカルイノベーターの宝庫:京丹後に学ぶ〜

          自然豊かな、京都北部の海沿いのまち京丹後市。人口5万人程度の、決して大きくはないこのまちで今、感度の高いイノベーターが集まり、共創の循環が生まれているのをご存じでしょうか。IDLが立ち上げから参画している「丹後リビングラボ」は、この地での新たな取り組みに挑戦しやすい環境づくりを担っています。7月29日には、京丹後のユニークな取り組みを知ってもらうことを目指し、「“しごと“を見つめ直すフィールド 〜ローカルイノベーターの宝庫:京丹後に学ぶ〜」と題したイベントを開催しました。

          【丹後リビングラボイベントレポート#1】 “しごと“を見つめ直すフィールド 〜ローカルイノベーターの宝庫:京丹後に学ぶ〜

          「何を変え、何を守るか」を見極める、眼差しの獲得: Design Dialogue #4 レポート

          2022年2月21日、「Design Dialogue」の第4回として、持続可能な「望ましい未来」の形を描くことを目的としたトランジションデザインについて、インスピレーショントークとインタラクティブセッションの場を設けました。 本記事では、当日に行われたプレゼンテーションやディスカッションの内容をダイジェストでお届けします。 トランジションデザインは、なぜ今注目を集めているのか?まずは、IDLデザインディレクター辻村から、トランジションデザインについてのイントロダクション

          「何を変え、何を守るか」を見極める、眼差しの獲得: Design Dialogue #4 レポート