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嫁は創造主


僕は不器用だ。
ちょっと自分でも心配になるぐらい不器用だ。
我ながら、よく今まで生きて来れたなと思う。
両親もさぞ心配だったことだろう。

その代わり、嫁が器用だ。
僕が「買った方が早い」派なのに対し、嫁は「作った方が安い」派だ。
結構なんでも作ってしまう。

マスク編

この間、マスクしたまま運動して熱中症になった。

これは何か対策しないと、コロナにかかる前に熱中症で死んでしまう。

「ほな、ええマスク作ったるわ」

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ええマスクできた。

このマスク、下の部分がピラピラしてるので、呼吸がしやすい。
稽古終わりの道場訓も、モゴモゴせずに言えた。

ちなみに、

我々は空道の修行を通じ
強固なる精神力と体力とを養い
文に親しみ智力を練り
人と結びて有情を体し
もって人格の陶冶をなし
社会に寄与貢献する事を希うものなり

と言っている。
滑舌悪いのは自覚している。

パソコンの付属品編

僕のノートパソコンは本体のキーボードが壊れているため、別のキーボードを付け足して使っている。

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①キーボードが机の淵ギリギリにあるため、机にヒジを置けなくて疲れる。
②ついうっかり本体の方のキーボードを押してしまい、その都度「動かない‼︎」と焦る。
③カフェでカッコよく使いたかったのだが、荷物が多くなる。

弱点が満載だ。
そのことを女々しくグチってたら、嫁がこんな物を作ってくれた。

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この板、キーボードに乗っけてるわけではなく、ちゃんと脚が付いてるので微妙に浮いている。
だからこうやって使える。

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①と②が解決されて喜んでいたが、③に関してはさらに荷物が増えたことに気付いた。

いいさ。
どうせ僕にカフェは似合わない。
ちゃぶ台にノーパソ置いて、畳にあぐらスタイルで、これからも書き続ける所存です。

しかし本当に使いやすくなった。
タイピングも、少しだけ速くなった気がする。

この感謝の気持ちをどうすれば

嫁には本当に感謝している。
どうにかして、この感謝の気持ちを伝えたい。
でも、僕に形ある物は作れない。
僕に作れるのは、「肩たたき券」ぐらいの物だ。


嫁は、基本いつも笑っている。
僕に出来ることは、嫁がいつまでも笑っていられる環境を作り続けることだ。

ただ、基本が笑顔なので、僕の努力の賜物の笑顔なのか、はたまた僕に関係なく笑っているのか。
その辺の判断がつきかねる。

しかし、寝言での嫁は、地獄の底から響いてくるような低い声や、森山周一郎のような渋い声で、なにやら呪詛めいたことを呟いている。
起きてる時の嫁からは聞いたこともないような声で、びびる。
寝てる間だけ別人格が憑依してるようで、こわい。
なんだかんだでストレスかけてるのかなぁと、申し訳なく思う。

嫁が寝言でも大笑いできる環境、これを作ることをこれからの目標にする。


でも、実際に深夜に突然大笑いされたら、僕の心臓が止まるかも知れないが。



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