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依存してしまいます

夜もすがら
仏のみちをたずぬれば
わが心にぞ
たずねいりぬる




一休さ~ん ♪
でお馴染みの
一休宗純和尚さまの言葉

アニメにみる一休さん
は史実とは言い難いらしいですが
一休和尚様をモデルとした
幼少期を描いており
いずれにしても立派なお方
であることは推測できます

幼い子供にとって母は不可欠な存在
一休さんにとっても母上様
は心の拠り所
恋しくとも寂しくとも
そんな気持ちを
振り切って生きたのでしょう
自立して生きたのでしょう

自立の対義語が
依存です





懸命に仏のみち
さとり
というものを
探し求め教えを乞うて
尋ねまわったのに
こたえは
わが心の中にあった



人間という完成されたものではない命を
どう歩んでいくのか

その根本には
常に不安がある

そんな心の不安に
折り合いを付けて
苦しみながらも
歩みを進めていく

何を拠り所に
前進していくのか

「わが心にぞ たずねいりぬる」




他の人に認められない

他の人にバカにされる


よりも
悲しく苦しいのは


自分が自分を認められない


自分が自分をバカにしている


こと

自分が自分を信用できない


こと



何かに依存するということは


それがないとダメなんだ

それがないと
自分は出来ない奴なんだ


と暗示を与えていること


自信がある人だって
はじめから
自信を持っていたわけではない


一休和尚さまも
どこに仏のみちがあるのか
どこにさとりがあるのか


どこか

をさんざん探しまわった果てに


「わが心にあった」




一休和尚さまですら
それをみつけるまでには
苦悩があった

ということです


自身の力を自身で信じ
開花させていく

そうしていくことで

自信をもてるようになれる


迷いながら
足掻きながら


他の何か

ではなく

「われ」

を信ずることです



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