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一冊の本で知った子育ての過ちとママに知って欲しい子供のサポート法:サポート動画の紹介

1 はじめに

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「もし、あの頃、この本を読んでいたら…」この本との出会いは衝撃でした。

中学受験の激戦区で小4では“遅い”と言われながら2人の子供を塾に通わせ弁当を持たせ駅への送り迎えをしていた頃、入学した中高一貫校で2人ともが人間関係のトラブルなど荒れた生活をしたり、メンタルに不調をきたし退学や転学を真剣に考えた時「母親としてどうすればいいのだろう?」と毎日が不安と迷いの連続でした。

当時は高学歴が良しとされ“少しでも偏差値の高い大学に進学させる事”が親の務めのような風潮があり子供達の未来のために何としても志望校に入学させようと必死だった事を思い出します。

しかし小学校時代の“のびのびとした”友人達との遊びの時間や家族旅行、家族で囲む夕飯の団らん等、いろいろな事を犠牲にして得た私立中高一貫校での生活は決して子供達にとってバラ色で希望に満ちたものとは言えませんでした。

子供達の精神的に参った様子が心配になりカウンセリングに連れて行ったり、学校で問題を起こし生指指導にかかった事もありました。

それでも何とか高校を卒業し2人とも志望する大学に入学し、これで親としての「肩の荷がおりた」と思えたのは束の間でした。

大学時代にも子供達は入部した部活や家庭でのトラブルで大変な経験をし就職に暗い影を落とします。いろいろな事がうまく行かない状況の中で子供達から「親のせいで人生が狂った!」と言われた事もあります。

「親として“子供達のために”自分なりに一生懸命やったはず、それなのに何故?」という想いは強く、私は自信を失くし親子関係も険悪になって行きました。

その後、状況を少しでも変えるために受けたコーチングの講座で自分がいかに子供達の立場に立たず「親として善かれと思った」自分の一方的な考えを押し付けていたかを知る事になりました。

中学受験から大学受験に至る長い期間、私の押し付けで受験勉強をさせた“つけ”は大きく子供達には本当に申し訳ない事をしてしまったと思います。

今は就職し親元を離れ自分達自身で人生と向き合い自分達なりの人生を切り拓いてくれています。

2 動画作成の理由と動画の説明


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そんな日々を送る中で出会ったのが「脳科学が教える子供にまかせる育て方 Self-Driven Child」でした。
「そうか! こんな風にすれば良かったんだ…。」

ページを開くたびに自分の子育ての過ちがよみがえりました。そして強く思ったのです。「今、子どもの受験や勉強と向きあい悩んでいるママ達に私のような思いはしてほしくない‼️」と。

そんな思いもあり、今年の3月まで関西私学で家庭科講師をしていて退職した私は“受験生のママのサポート”をテーマにSNSで情報の発信をする事にしました。

そして本の内容をまとめ動画を作成して
アップしたのです。
ただ「Self-Driven Child」に書かれた内容を実践していくためには、
かなりの覚悟が必要になります。

それは今までの学歴の考え方や管理的で効率的な勉強をサポートする方法とは全く違うからです。
「それが出来れば苦労しないわ❗️」
「そんな事言われても、きれい事に過ぎないわ❗」
そんな風に受け止めるママもいるかもしれないと悩みました。共感をしてもらえない動画は意味がないからです。

「なぜだろう?」「子どもの幸せを何より考えているはずなのに、どうして子どもを信じて自主性に任せる事がこれほど難しいのだろう?」

そう考えた時、自分自身の子どもの受験に対する本音がパアッと出て来たのです。
「子ども達をいい大学に入れる事で母親としての自分を周囲に認めさせたかった❗」という事です。

当時、超多忙だった主人に頼れずワンオペ育児をするしかなかった私は自分のキャリアをあきらめて子育てを優先しました。それは大学時代の友人達が煌びやかなキャリアを築いていっている様子を見ていた自分にとってコンプレックスになっていきました。

その反動で子供達の受験で成功させる事で
自信を取り戻そうとしていたのだと思います。そして、それを実現するためには自分の受験の成功体験を踏まえて子供達の勉強を管理する事が確実な方法だと思い込んでしまったのでした。(ただ、それは散々な結果になりましたが…。)

そして「もっと自分を大切にして自分らしい人生を送っていたら、子ども達の受験の時も自由にさせてあげられたかもしれなかった」
そう思い至った時、本当に必要なのは“ママが自分を大事に出来るようにサポートする事だ“と感じ〈ママを笑顔にする元気付けサポート〉を始めたのです。

結局そのチア・アップサポートと名付けた支援も範囲が広すぎて分かりにくくなったため、最終的に“子どもの学びとママをつなぐサポート”をしようと決めて今に至ります。

そのため動画によってチャンネル名が違っている場合がありますがお許し下さい。以下は本をベースにアレンジを加えた説明動画です。よろしければ参考になさって下さい。

3子どもの自主性を伸ばし勉強する気にさせるサポートとは?


4子どもが自分で考える習慣をつけるために出来る事は?


5受験期の子どものやる気を引き出すために出来る事は?


6子どもの睡眠をどう守る?


7子どものモチベーションを高めるためにママに出来る事は?


8終わりに


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ご覧いただきありがとうございます。お子様の勉強や受験などを中心に説明した動画ですが、親としてのお子様方との関わり方のヒントもいろいろ出て来たかと思います。

時代が急激に変化する中、何かのお役に立つ事が出来ればとてもうれしく思います。

今行っているサポート内容のサイトはこちらです。


〈終わり〉