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思い出した、わたしは悪魔のような女だった

最近あるタロット占いの動画を見ている時に、悪魔のカードが出た。
タロットカードっていろんな読み方があるとは思うけど、リーディングの中でその方は「自分の悪魔的部分との統合」をキーワードとしていた。
その中でわたしは、本当の自分を思い出したような不思議な感覚に陥った。

そういえばわたしって、結構悪魔みたいな女だったんだよな~
そんなことを思った。

わたしは、社会人になって会社のことで適応障害になり、そこから当時付き合っていた人からのモラハラや暴力で、鬱とパニック症状に長く悩まされた。
そういった症状と一緒に暮らすようになってからは、もともと低めだった自己肯定感がさらにダダ下がり。
本当に自分に自信が無くなってしまった。

いまもわたしは自分に自信がなくて、かなり回復してきたけどそれでもかなり根っこが暗くなってしまったななんて思う。
何をするにも「わたしなんて」「わたしじゃ無理かも」「わたしこんなダメ人間なのに」みたいな枕詞が頭に浮かぶ。
(最近noteを始めてきちんと自分の気持ちに向き合う時間が増え、それも少しずつ減ってきています!皆さんのおかげだ!本当にありがとう😭)

最近で自分の自身のなさを再確認してしまった出来事は、披露宴。
わたしの夫は沖縄出身で、沖縄で披露宴をしてきた。
(沖縄の披露宴、すごい。何百人呼ぶし酒すごい飲むし踊るし、マジで外国かと思った!)
わたしは本当に自分に自信がなくて、ものすごいネガティブな発想があたまをぐるぐるしていた。

沖縄の人たちになんだこの内地のノリ悪い女はって思われるかも
お酒飲めないし、暗い人だなって思われるだろうな
可愛くないしみんなを楽しませる能力もない人が披露宴していいのかな
全然可愛くないわたしのドレス姿なんて誰が見たいんだよ
夫はわたしみたいな奥さん披露するの恥ずかしいかも
わたしの家族はこういう催し好きじゃないから本当は来るの面倒に思ってるかも

いま思い出して書いていても泣けてくる(笑)
周りからしたらそんなことないでしょ!って話だし、沖縄のみなさん、親戚のみなさん、夫、家族、全員に失礼なこと思ってるんだけど、披露宴を乗り越えたいまでもその思いが完全に消えはしないくらいわたしは自分に自信を無くしている。
このころは披露宴が嫌すぎて、しっかり久しぶりの鬱症状に陥っていた。

話が少しそれてしまった。
そんな自分に自信がないわたしなんだけど、実は昔は「自信」という概念を持たないくらい自信満々だった。
自己肯定感はもともと低くて、常に「ここを直そう」みたいな部分を自分に見つけて自己啓発し続けてきたタイプだけど、謎の自信があった。

わたしは友達が少ないタイプで、クラスでも割と端っこにいたタイプ。
でも発言力がなぜかめちゃくちゃある子どもだった。
今考えるとおかしすぎるんだけど、カースト上位の子たちがいじめをしてるのを見ると、普通に止めに入ってた。
「そんなことしてて楽しいの?恥ずかしくない?」みたいなことを普通に言えちゃった。
おかしいよね(笑)

そんなこと言えちゃうのは小学校から高校まで続いてたから、たぶん変な子だと思われてたと思う。
高校一年生のときなんて、このクラスにはわたしが仲良くしたい子はいないと思って誰とも会話しないで生きてたし。
今思うとほんと黒歴史的学生時代なんだけど、なんか自分は少し人と違うというか、自分の中に確固たる芯があってそれを曲げるのは絶対に嫌だった。
なんというか、ジャンプの主人公的な女だった。

それから、わたしは小さいころから空手を習っていて、世界大会とかも出ていたから物理的な強さ(?)にも当時かなり自信があったんだと思う。
いまはアラサーになって弱弱しくなったけど。

わたしって全然顔が可愛かったり美人なタイプじゃないし、勉強が特別できるわけじゃなけど、自分のことを信じる力だけはすごく強かった気がする。
それからいまもここは変わってないけど、信じられないくらい気が強い。
自分の意見は、別の意見に納得しない限り曲げない。超頑固。

でも、社会人になって、その厄介な個性は消さねばいけないものだと感じた。
わたしはどんなに自分より立場が上の上司の指示でも、納得できなければ聞かない新人だった。
(新人が幹事をしなきゃいけないとか、レクを企画しなければいけないとか、そういう内容にね!)
一応こちらの言い分としては、「なぜその内容を指示したのか」「わたしはそうは思わない」とこちらの意見を伝えているので、それに答えてほしかったって感じ😅

学生時代はそれでもよかった。
でもそれを会社内でしていると、仕事がスムーズに進まないことをわたしは徐々に学んでいった。
仕事自体は好きなタイプなので、それは嫌だったから、会社の中だけではなるべく自己表現しないようにしようと意識していた。
そうしているうちに、適応障害になり鬱やパニック症状も経験し、そんな自分を忘れてしまっていたのだ。

タロットのリーディングを聞いてる中で、そんな自分を思い出した。
わたしって、自分ではそうは思ってなかったし、第一印象は「ふわっとしてるよね!天然っぽい!不思議ちゃん!」みたいに言われがちだけど、そういえば他人から見たら都合の悪いところ立場気にせずつついてくる悪魔みたいな奴だったな~って思い出した。

ここまで書いていて、自分に酔っているように聞こえてしまうかもしれないけど、わたしは自分のこういうところが好きなわけではない。決して。
先にも書いたように常に自己啓発してきたわたしは、もちろんこのような気の強さみたいなものを消そうとしてきた。
わたしが自己啓発に興味を持ち始めたのは小学生の頃だったから、そのころから取り組んでいたのだ。
でもそれでも、全く改善が見込めなかったから、これは気質なんだと思う。

それでいて繊細な部分とか、夢見がちな部分もかなり強く持ち合わせているから、ずっと生きづらかった。
わたしって本当に二面性があるというか、それこそ天使と悪魔みたいに矛盾した自分がいて、それにすごく苦しんできたなって思う。

今回、「自信?あるのか分からないけど、わたしはこれが正しいと思うからこうやって生きてくよ」みたいな強気スタイルの自分を思い出せてよかった。
自分の理解されづらい部分だから記事にするのも悩んだし、自分の中で受け入れるのも少し難しいんだけど、もういいや。
わたしはこんな自分を受け入れる。

自分の繊細で優しい部分、自分の気が強すぎて悪魔的部分、どっちもわたしだから。
どっちも認めてどっちも愛す。

変な文章なのに、最後まで読んで下さり、今日もわたしの超個人的な日記を読んで下さり、本当にありがとうございます!
もし自分の認めたくない部分があったり、忘れようと隠そうとしている部分があったら思い出して向き合ってみるのも良いかも。
ぜひ思い返してみてください。

うたたね

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