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【ちょっぴり辛口注意⚠️】HSPという枠に囚われすぎないで、自分を見つめて

※今日のnoteは少し辛口かもしれません!
でも、過去のわたしのように自己分析迷子になっている人に知ってほしい。そんな内容を書いています。

HSPの定義って難しい。
病気じゃないから、だれかにきちんと診断してもらえるわけじゃないし。
わたしの投稿は、「HSS型HSPと自認している人」にすごく響くと思う。
わたし自身もそういう人だから。

自分のことを一言で説明しようと思うと、「HSS型HSP」や「INFP」と言ってしまうのがすごく楽。
だってほとんどの特徴に当てはまるし、それ関連の記事や本を読んでいると全部「わたしのことを書いているのかな?」って思うもん。

でもなんか、HSPHSPって言いすぎちゃうのは嫌だなってなんとなく思っている。
その言葉で自分を守って、世界を狭めて見てしまっている感じがするから。
わたしは、HSS型HSPの人のためだけに発信をしているわけじゃないし、この枠にはまりたくないというか、そういう気持ちがある。

HSS型HSPのことを知ったときは、すごく安心した。
高校生ごろにHSPについて本で知ったけど、なんとなく自分にはしっくりこなかった。
HSP特有の、臆病さというか、なんだろう。
勢いの無さみたいなのが全然自分と違うと思った。
いろいろと敏感で疲れやすかったり、生きづらさを抱えやすい部分はわたしにもあったけど。

しばらく時間が経って専門学生になったころ、本屋さんでHSS型HSPに特化して書かれた本を見つけた。
時田ひさ子さんが書いている「その生きづらさ、かくれ繊細さんかもしれません」という本。
この本HSS型HSPさんには本当におすすめで、読むものすごく安心できる。

幼稚園生のころから、どこか自分は友達と違うような、話が合わないような、浮世離れしているような、そんな感覚を持っていた。
感覚がはみ出しているような感じがして、それを必死に周りにばれないように隠して生きてきた。
だからどうしても生きづらさとか、窮屈さのようなものを感じていた。

HSS型HSPという言葉を知って、自分の生きづらさの原因を見つけた気がして、納得できて、わたしはとても良かったと思う。
だけど、この気質とずっと向き合いながら生きていくのは違うんだよなと思っている。

繊細なところとか、刺激を求めるところとか、それがいつか治るとは思っていない。
だから卒業と言っても、そういう気質自体を卒業したいと思っているわけではないのだ。

最近のsnsでは、HSPとか、INFJとかの人に対するビジネスが蔓延ってる。
もちろん良いものもたくさんあると思う。
実際わたしもHSS型HSPについて書いてあるnoteとか読むのが好きだし、生きやすさに対するヒントが得られるなって、とてもありがたく感じている。

でも、何を選択するにしてもHSS型HSPであることを前提にしてしまうのはすごく勿体なく感じるんだ。
これに気づいたのはものすごく最近のことだからこうやって偉そうな文章を書いているのがおかしなことのように感じるけど、すごく強く思っている。

自分が繊細であると気が付くと、疲れたり、苦しい想いをしたりするのが怖くて、刺激が多い場所を避けるようになると思う。
わたしもHSS型HSPであることに気づいたときには、会社員向いてないんだ!雰囲気が悪い場所にいるとメンタル削られるんだ!とかいろいろ思って、そういう場所に身を置いていることに気が付くたびに余計疲れた感じがした。

もちろん、自分に合わない場所に身を置かないということは大切だと思う。
ただ、自分がHSPだということを理由に無意識になにかを諦めたり、やり方を限定したりする人も増えているような気がする。
それはすごく残念なことだし、なんだか寂しい。

わたしも最近気が付いたけど、人の意見を参考にするのはとても大切で賢いこと。
でも結局、自分で自分の生きやすさ、生きていく方法を見つけないといけないんじゃないかと思う。

わたしは幼少期から生きづらさのようなものを感じていたので、本当に何冊も自己啓発本を読んだ。
小学生のころから読んでいたけど、そんな子どもいるの?って感じだよね。
そこからいろんな生きづらい人の特徴を知って、自分に当てはまるものを見つけ、これだからわたしは生きづらかったのかと原因を見つけた気になって安心して。
それを何度も繰り返してきたけど、結局わたしは大病みした。

職場の雰囲気がとても合わなくて(それこそHSPには本当に合わない環境だと思う)体調不良と鬱症状が酷かった時にアルコールハラスメントを受け、パニック症状も出てきて、当時の恋人からもモラハラや暴力を受け、ぼろぼろになった経験がある。
そのときたっくさん本を読んだ。
そして行き着いたのが今の生き方だ。

HSPとか、HSS型HSPとかそんな大枠を見るのではなく、自分という人間を知る。
自分を知って、自分のどういうところが生きづらいのか、どういうところが会社に合わないのかを分析する。
自分の得意なことを知り、苦手なことを知り、自分が本当に望んでいることをひとつひとつ叶えていく。
自分を愛するなんて言うと綺麗事みたいだけど、どんな自分もまるっと受け止めて、そうするのがわたしが見つけた生き方だ。
わたしはいま本当に幸せに生きることができている。

勉強でもそうだが、大枠を知るだけではだめだよね。
本質の方を知っていかないと、結局どんなに自己分析しても、自分は見つからない。
どんどん迷子になっていくだけだ。

過去のわたしは完全に自己分析迷子な状態だった。
子どもの頃から自分探しに本当に長く苦しんできた気がする。
その原因は、自分と似たような人みんなに当てはまるような特徴とかを見つけようと頑張ってきたからだと思う。
ある程度大枠を知った後は、自分自身のことをどんどん深堀りしていくのが良い。

これを読んだあなたが、少しでも生きづらさ解消のヒントを得られますように。

うたたね

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