「陰日向に咲く」

「陰日向に咲く」 劇団ひとり(著者)

 読みやすい短編集であり、それぞれの登場人物がゆるーく関わりあっていくのが面白かった。どの主人公も様々な悩みや不安を持っていて、それらがゆるーい関わりあいの中でゆるーくハッピーエンドに向かっていく。

 作者の父が解説で何度も書いていた。「人生、何が幸いするか分かりません」と言う言葉がしみじみ感じられる内容の本だった。


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