「容疑者Xの献身」を読んだ感想

「容疑者Xの献身」 東野 圭吾(著者) ☆4.5

 ガリレオシリーズ3作目にして初の長編。直木賞を受賞してるし、映画化もしてるので、そんな説明はいらないと思う。

 確かシリーズで初めて湯川の親友が犯人として登場するんだったと思うが、身内が事件に関わってくることで、いつも冷静な湯川の感情の部分がより表に出てくる。そして何より全てが切なすぎる…。

 今回は科学的なトリックはあまり出てこないが、とある大きなトリックが予想をはるかに超えてきて、思わずページを戻って読み直してしまう。んで、「おい!!石神!!お前ってやつは…!!」って叫びたくなる。

 読み終わったら福山雅治の「最愛」が頭の中でエンドレスループ間違えなしだ。

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