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読んだ本の感想

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勾留中に読んだ本のまとめ
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2022年2月の記事一覧

「女帝 小池百合子」本を読んだ感想

「女帝 小池百合子」 石井 妙子(著者)  2022年1月現在東京都知事である小池百合子の…

「マルクスが日本に生まれていたら」本を読んだ感想

「マルクスが日本に生まれていたら」 出光 佐三(著者)  出光佐三と出光興産の社長室メン…

「銀翼のイカロス」本を読んだ感想

「銀翼のイカロス」 池井戸 潤(著者)  半沢直樹シリーズ4作目。今度の半沢の任務は経営…

「ロスジェネの逆襲」本を読んだ感想

「ロスジェネの逆襲」 池井戸 潤(著者)  半沢直樹シリーズ3作目。これも同じく前作まで…

「下町ロケット2 ガウディ計画」を読んだ感想

「下町ロケット2 ガウディ計画」 池井戸 潤(著者)  直木賞をとった「下町ロケット」の続…

「となりのイスラム」本を読んだ感想

「となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代」 内藤正典(著者)  日本に…

「ベイジン」本を読んだ感想

「ベイジン」 真山 仁(著者)  2005年から2008年にかけた日中を舞台に、北京オリンピック、そしてその開催に合わせた大連の世界最大の原子力発電所の建設を題材にした物語。  原発の日本人ベテラン技術者の田嶋、中国共産党の汚染を取り締まりをする中央紀律委員会出身の原発運転責任者学耕、北京五輪記録映画の若き女監督の麗清の3人を主人公として、「中国人とはどのような価値感を持っているのか、日本人と相互理解が可能なのか」という大きなテーマを重厚な人間ドラマと共に描いていく。

「暗号解読(上・下)」本を読んだ感想

「暗号解読(上・下)」 サイモン シン (著者)  暗号の発展の歴史、それは暗号作成者と暗…

「同級生」本を読んだ感想

「同級生」 東野 圭吾(著者)  学校内で主人公に因縁のあった教師の死体が見つかり、主人…

「予知夢」本を読んだ感想

「予知夢」 東野 圭吾(著者)  ドラマ化もしているガリレオシリーズ2作目。  まあ、1…

「法律を読む技術・学ぶ技術」を読んだ感想

「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]」 吉田 利宏(著者) 法…

「探偵ガリレオ」本を読んだ感想

「探偵ガリレオ」 東野 圭吾(著者)  大好きだったドラマ「ガリレオ」の原作小説。短編集…

「宿命」本を読んだ感想

「宿命」 東野 圭吾(著者)  1990年の東野圭吾作品としては比較的初期のものになるで…

「物理学者、SF映画にハマる」を読んだ感想

「物理学者、SF映画にハマる」 高水裕一(著者)  あのホーキング博士に師事したこともある優秀な物理学者である著者が、「バックトゥーザフューチャー」「TENET」「ターミネーター」「インターステラー」「スターウォーズ」などのSF映画を題材に、特に「時間」と「宇宙」というテーマにしぼって科学的考察をしていく。  昔流行った「空想科学読本」の様な本だ。もちろんSF映画はあくまで「サイエンス“フィクション”」なので科学的におかしい設定が多々あるが、著者は「これはおかしい」と真っ