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#6 『どうか、彼女が死にますように』から考える生き方について

『もっと自分に素直になって生きる。』

例えばの話ですが、

「1か月以内にあなたは確実に死にます」
と信頼のある人(例:医者)から言われたらあなたはどう思い、行動しますか?

誰もが一度は考えたことはあると思いますが・・・

今回お話する作品を読んでいてふと思ったこの質問に対してだれが何を思うか知りませんが、何を答えるかについては少し興味があります。

今回は喜友名トト先生の『どうか、彼女が死にますように』を読んだ感想についてお話していこうと思います。
今回もよろしくお願いします。

『どうか、彼女が死にますように』について

 とある事情により、本心を隠して周囲の人気者を演じていた大学生の夏希。
 その彼に容赦ない言葉を投げたのは、常に無表情で笑顔を見せない少女、更紗だった。
 夏希は更紗に興味を持ち、なんとか笑わせようとする中、次第に彼女に惹かれていく。
 だが、彼女が“笑えない”ことには理由があった―― 
「私、笑ったら死ぬの」   
 明かされる残酷な真実の前に、夏希が出した答えとは?
 想像を超える結末は、読む人すべての胸を熱くする。
『どうか、彼女が死にますように』
裏表紙より

個人的感想

予想とその結果

このような恋愛要素のある小説は(おそらく)他にもあり、おそらく何冊かそのような作品を読んでいたため、「最後はこんな感じかな~?」というある程度の予想はあった。

その予想が正しかったかどうかだが、答えとしては「半分正解で、半分不正解」というなんとも曖昧な形になった。

裏切られた。ただしいい意味で・・・。

設定

もうひとつ読んでいて面白いと感じたのは、作品における「設定」が面白かったということ。

こればっかりは読んでみてくださいとしか言いようがないですが・・・。
時代の変化というのをこのような形で表現するのか、というのが個人的にですがとても面白かったです。

もし近いうちに死ぬと分かったらどうする?

さて最初に戻ります。

「1か月以内にあなたは確実に死にます」
と信頼のある人から言われたらあなたはどう思い、行動しますか?

正直私もその時にならないとわからないでしょうね・・・。

でもその時に自分が一番やりたいことを最優先にしてやり始めるでしょうね。

でもこれは別に死ぬって分かったときにやり始めなくてもいいわけで。

今やればいいじゃん。それができていないのはなぜか・・・。

もっと自分に素直になって生きる。
死を目前にして考えるのではなく、健康体でいられる今のうちに。

素直に生きるためには・・・

では素直に生きるためにはどうすればいいのか。
正直今の自分はそれができていないので困っています・・・。

まったく別の話ですが、最近dアニメストアに「機動戦士ガンダム00」が入っていることを知って第1期を1週間くらいで見終わってしまったくらいハマってしまいました。

ガンダムシリーズはご存じの通り戦争、紛争を題材にしている物語なので、たくさんの方が亡くなってしまう描写もあります。(例外もあると思います。ひとまとめにして申し訳ない)
突然日常、それだけでなく生命まで奪われてしまった。

幸運なことに、今このnoteを見ている人の大半は日本人であり、日本に在住している方々であると考えます。

某兵器開発をしている某国という脅威はありますが、現時点の日本国は比較的平和で、ガンダムの世界のように突然ミサイルや銃弾、爆撃に遭うということはほぼないでしょう。

ですが突然死ぬというのは「0%」ではない

そのようなある意味「危機感」を持てば、少しでも行動する勇気が出てくるのではないのでしょうか。

おわりに

今回は喜友名トト先生の『どうか、彼女が死にますように』を読んで感じたことについて書いてまいりました。(途中脱線しましたが・・・)

これを読んで思ったわけではありませんが、やはり今年のテーマを「やりたいことは全てやる」にしたことは間違ってなかったようです。

もう既に後悔していることは山ほどありますが、それを今後減らせるかどうかは自分次第なので頑張っていきます!

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