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「みんなが幸せになるホ・オポノポノ」を読んで。

ハワイに伝わる癒し療法「ホ・オポノポノ」。


本書を読む前はフワフワ系スピリチュアルなのかと思っていたら、きちんとした神聖な治療法で、たくさんの体験実績を残していました。

この本を読んでいたら、ホ・オポノポノは、私がしばし疑問に思っていたことの解決策のようなことが書かれていて、疑問に思っていたことは、ホ・オポノポノ自体の理論を理解することに繋がりました。

ホ・オポノポノの治療法は「潜在意識をクリーニングする」というものです。

基本的なクリーニング方法は以下の4つの言葉を言うだけです。
「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」

本書には、

これらの言葉で、インナーチャイルドに語りかけるのです。すなわち潜在意識の中の記憶に感謝し、インナーチャイルドを慈しむのです。

とありますが、少し難しい気もします。


難しく考えず、ただ「ありがとう」「愛しています」と言うだけでいいそうです。(小林正観さんの「ありがとうの神様」みたいです。)

「ごめんなさい」「許してください」という言葉に抵抗を感じる人は、これらの言葉は他者に言うのではなく、自分に対して言ってあげて下さい。と、書かれていました。



それから、ホ・オポノポノの基本的な考え方は
「すべてのことは自分が原因である」
「何が起きていてもその責任は100%自分にある」
「100%自分の責任と考えないと何ひとつ解決しない」

です。


この考え方ですと「他人の失敗でも自分の責任になる」ってことなので、「そんなのおかしいっ」と思うかもしれませんが、これを理解するには、誰が捨てたか分からない街に落ちているゴミを拾って掃除するのと同じだと思いました。


自分が落としたゴミじゃないけど、自分がやらなくても誰かがやるだろうけど、なんも得しないけど、でも拾ってゴミ箱に捨てたら、街は気持ちよくなるかもしれない。



そんな感じです。


「出発点は、全て自分の責任として引き受けること」です。


それでもやっぱり「すべてのことは自分が原因」なんて信じられないと思いますが、私たちは潜在意識(無意識)で繋がっているからです。


潜在意識で繋がっているのであれば、自分に言えば、他者に言っているのと同じことになります。


潜在意識には良い意識もあれば悪い意識もあります。ホ・オポノポノはそれらの意識をクリーニング(消去)して、本来の自分らしく生きるための治療法です。




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