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【日記】210918.職場の距離感、心の平安。

世の中は3連休だが、わが経理部は通常営業である。
そんなわけで私は今日も出社だ。

とはいえ、チームの出社組はほんの数人しかいない。
カレンダーに合わせて有休を取る人もいるし、遠距離通勤者は大半が台風を警戒して在宅勤務に切り替えていた。ちなみに隣のオジサマは3連休だ。

その数人のメンバーとの契約その他の面談をこなしつつ、ひたすら溜まった仕事を片付ける。
ビビりな私はメンバーとの面談が苦手だ。「面談している」という事実を知る人が少ないだけでも、だいぶ心が落ち着く。
また、オジサマがいないと判断に困ったり時間がかかったりもするが、絶えず話しかけられて考えがまとまらない、という状態からは解放される。情報の整理と定着に時間のかかる私だから、こういう日はありがたい。

経理部の中で最も騒がしい、と噂の現チームだが、今日はさすがに静かだ。
メンバーのデスクと私の席は離れていて、その間には当世風のアクリルパーテーションがある。
メンバー同士は手が空いたタイミングで雑談したりするのだが、今日はその声もパーテーションを貫いて耳に響く、というほどではない。むしろ背後の、自分が去年まで在籍していたチームの声の方が、よく届く。

旧チームのメンバーは、気さくな人や如才ない人が多く、チームを離れた今でも私にひと声かけに寄って来たりする。
対して、限チームのメンバーがパーテーションを超えて私の所へ来るのは、基本的に承認待ちの伝票類を持ってくる時だけだ。
「私はまだ他所者なんだなぁ」と、改めて思う。


昼が盛大に遅く「オヤツだろ」という時間になった。
思いつきで輸入駄菓子を買って帰り、メンバーに配る。みんな喜んではくれたが、話のきっかけ作りになる程のインパクトはない。
ここ数日トラブル続きだという旧チームの女子達にもお裾分けしてみたところ、こちらは予想以上のリアクションだ。
なんだろう、この違い。

チームのカラーの違いなのか。私の向き合い方の違いなのか。
私がチームの一員として受け入れられる日は来るのか。
自分のコミュニケーションスキルについて考えながら作業をこなす。効率が少しずつ落ちていく。

終業間際、隣のチームの新任マネジャーが話しかけに来た。彼女は絶賛時間外勤務積み増し更新中だ。その姿に休職前の自分と同じ匂いを感じて、少し心が痛む。
トラブルのさわりを共有し、ひとしきり愚痴ったその後で、彼女が言った。
「それでもミフミのチームを受け持つよりいいです、今の方が。
 あんなキッツい人揃いのとこ、私には無理ですもん」
…お願い、怖いこと言わないで。生産性が、また落ちるから。


【今日良かったこと】
*溜まっていた仕事をだいぶ減らした。
*良い仕事は心の平安から、と再確認した。

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