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元教授のスケジュール管理(その2、Googleカレンダーと手帳:デジタル vs.アナログ)定年退職61日目

前回、スケジュール管理ツールとして「Trello」を紹介しました。しかしTrelloは、あくまでもスケジュール管理の補助であり、私のメインの管理方法は手書きの手帳でした。それなら、すべてをデジタルで管理したら良いのではないか?と思われるかもしれません。実は私も、一時は「Googleカレンダー」を使用した時期がありました。

Google カレンダー

「Googleカレンダー」の使い始めは、本当に便利で楽しかったです。一つのデバイスに入力するだけで、デバイス間の同期、授業のリマインダー、メールとの連携など、細かい部分まで管理できる素晴らしいアプリで感動しました。しかし、そこで壁にぶつかりました・・・

Google カレンダー(App Store 画面から)


これは個人的な事情ですが、私は老眼のため小さい画面が見えにくく、iPhone の最大サイズのものを使用しています。ズボンの後ろポケットに手帳を常に入れて持ち歩いていた私には、その大きなサイズの iPhone をポケットに入れて持ち歩くのは少々不便でした。そのため、結局、携帯性を重視して「ポケットに入る軽くて小さなもの」を求め、手書きの手帳に戻りました。同じ悩みを抱える同世代の方も多いのではないかと思います。


そして、私の手帳はコンパクトさを重視して、1ページで1ヶ月分を表示する「月間見開きタイプ」にし、付属の住所録やメモ帳は取り外し、可能な限り薄い手帳にしました。また、常にポケットに入れて持ち歩くため、擦れに強いビニール表紙の比較的安価なものを選びました。このスタイルで、30年以上、毎年同じタイプの手帳を愛用してきました(タイトル写真:歴戦の勇者達)。

擦れに強いビニール表紙の軽くて小さな手帳


月間見開きタイプ

さらに大学勤務時代は、毎年同じようなスケジュールになることが多かったため、前年の手帳も一緒に持ち歩いていました(1年分が薄いのでできる技です)。また、以前の投稿(5/9)でも触れましたが、手帳に小さなメモをポストイットでたくさん貼りつけていたので、結局手帳はそれなりに厚くなり、ポケットも膨らんでしまいました(手帳を入れていたお尻のポケットがよく破れていました)。

ポストイットだらけの私の手帳(5/9投稿より)


また、30年以上前のことですが、手帳を紛失してしまい、とても困った事がありました。当時はすべてを手帳に書き込んでいたため、翌日から何が起こるのかわからず、毎日ドキドキしながら過ごしました(結局、手帳は戻ってきませんでした)。この出来事をきっかけに、対策を講じることにしました。ある本に書いてあった「これは大切な手帳です。もし拾った方は下記までご連絡ください。¥5000 差し上げます」という文言を手帳の裏表紙に書き込むことにしました。良いアイデアだと思いましたが、それ以降、手帳を落とすことがなくなったため、効果のほどはわかりません。

手帳の裏表紙に書き込んだ文言


このように、試行錯誤しながら、長年手帳を使い続けてきました。次回も引き続き、私の手帳活用術についてお話しします。どうぞお楽しみに!

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