見出し画像

「思い込み」の光と影 〜未知なるプロ・コーチへの旅 Episode2〜|チャレンジログ #17

チャレンジクリエイター:shuzoです!
今回は、前回から引き続き「僕とコーチングとの出会い(Episode0)」の続編です。運命的な出会いから、今挑戦しているプロコーチの最終トレーニングに至るまでの間にあったことを、Episode1〜3で3回に分けてお届けします。

◯対象となる読者さま
・今後コーチングを本格的に学ぼうと考えている方
・自分の人間の幅を広げたいと感じている方
・挑戦することから離れていることに危機感を持っている方
の参考になれば幸いです。

人の思考の特性|視点を拡げることの意味

前回(Episode1)は自己を統合的に理解するテーマを学んだ事について書きました。

今回は、「人の思考の特性」に関するテーマを学んだ際のことを書きます。まずは、上記の学びを受けた直後に投稿※していた内容を引用します。
※2018年10月にFacebookにて限定公開

【分かったこと その1】
人が何かを考える時には、ある特性がある。

あるコト(モノ)に対する認識が、最初のうちは「◯◯かも知れない」だったけど、何かの要因でそれが「◯◯である」に変わっていく。そのうち「◯◯に違いない」という状態になり、それが長く続くと、「◯◯以外は考えられない」と思い込むようになる

これがいわゆる”観念”というやつで、違った言い方をすると”バイアス”というものになる。

なるべくこれが固着しないように、「視点を拡げよう」と良く言うけど、実際には難しい。
なぜなら、それはまるで体の一部のようになっていて、存在に気が付かないから。気が付くのは、何か重たさや停滞している感覚。

その事に気付き、別の見方ができるようにする解決策の1つが、今回学んだコーチングのメソッドだった。

【分かったこと その2】
自分の中に「完璧でなくては」というマインドがまだまだ残っていた。やろうとしている事を実行するために、アレもコレもちゃんとできないとダメだと思っている自分を見つけた。まるで鎧を着込むような自分の姿。

画像1

でも、そうしたくない自分もいる。鎧なんか要らない。むしろありのままで良いのではと。

最終的には、どっちでも良いというか、両方ともという考えになった。
必要なら着ければ良いし、外したって良い。それが自分の自然体だと。

【決めたこと】
今回の学びで見えた自分のバイアスを踏まえて、これからの決意を宣言します。

1.ワクワクを大切にする。
2.完璧は求めない。
3.自信の無さを隠すのを止める。

もちろん、何事も完成度が高いに越したことはない。
世にあるブランドというものはそうやって築かれてきたのも事実。

でも、それを意識するがために、行動を制限してしまっているくらいなら、いっその事そんなのは捨ててしまった方が良い。
少なくとも、変化は起きやすくなる。それを楽しむか、ヒーヒー言いながらでも動いていった方が、結果的に行きたいところに行ける気がする。

ーーーーーーーーーーーーーーー 引用終了 ーーーーーーーーーーーーーーー

人の思考には、その人の価値観や経験に基づく癖が存在します。これが思考の特性です。この特性自体には良いとか悪いとかはありません。空気と同じ、ただそこに存在するものです。

ただ、時と場合によって、この特性が結果として悪い状況を引き起こしたり、または思考や行動をSTOPさせる要因にもなります。

中には、人のこの特性を逆手にとって詐欺を働いたり、権益を不当に集める者もいますね。それくらいこの特性は誰にも存在し、そして当人に意識させずに、けれどしっかりと働いています。

思い込みの力|+にもーにもなる変幻自在なもの

さて、人の思考の特性について簡単にお伝えしたわけですが、これらの特性が悪いものである。というポジショントークをするつもりはありません。

そういう特性をPositiveに使っているケースも多々あります。
例えば、スポーツの世界での「イメージトレーニング」もその一種かも知れません。

松岡修造さんのように「君(自分)なら出来る」とずっと連呼して、そう思えるようになったら、本当に今まで以上の能力が引き出されたという話は、枚挙にいとまがありません。

または、医学の世界では「プラシーボ」という概念が存在しています。
実際には薬効がない(成分を含んでいない)にも関わらず、薬=効果があるもの。という心理的な効用によって、治癒力を高めるというものです。
(参考:全日本民医連

このように人の「思い込み」の力は、良いことにも、悪いことにも活用されています。何をもって良い or 悪いことなのかも、この特性によって考え方が分かれるので、ここではその議論はしません。

もっとも大切なことは、そういう特性があるという事実を理解することであると、僕は思います。

かのガンジーや、彼の思考に影響を与えたであろうヒンドゥー教や仏教の教えにもこんな言い回しがあります。

思考に気を付けなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気を付けなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気を付けなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気を付けなさい。それはいつか運命になるから。

この教えによれば、思考は最終的に運命(人生)にも繋がっているらしいので、思考の自由度や柔軟性を持つということは、人生の自由度や柔軟性にも影響するということです。

変化が激しい世の中。変化に適応していくためにも、この柔軟性は結構重要であると思います。

そして、その思考の柔軟性を高めるための方法の1つとして、コーチングは有効であるという点を最後に付け加えておきます。事実、僕自身がその効果を体感していますし、体感している人を目の当たりにしています。


ということで、今回は人の思考の特性とその影響についてお伝えしました。
次回はコーチングとの出会いのその後のEpisode3部作の最後を飾るネタを披露したいと思います。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
挑戦に幸あれ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?