2021年11月10日 糖尿病の検査のサイダーがうまい

妊娠26週1日

検診の日。妻一人で行ってもらった。

食事指導で「タンパク質をとるためにもっと肉を食べなさい」と言われたそうだ。妻は「肉を噛むと疲れちゃうので、プロテインでも良いですか」と返したら「豆腐でも食べなさい」とたたみかけられたそう。

妻が肉を噛むと疲れちゃうなんて知らなかった。しかし、肉をかみしめて顎が疲れるのも旨味の一つだとおれなどは思うのだが……。

妻は糖尿病の検査をした。妊婦は糖尿病になりやすいという。本当にいろいろなトラブルがあって、大変だ。

しかし妻は「糖尿病の検査に使う医療用サイダー」が大層うまかったという。ググってみたらいかにも「薬です」という佇まいである。

これを飲まされてそれなりにうまかったら、その「意外性」ゆえに印象に残ったのではないか。味自体は絶対に三ツ矢サイダーの方がおいしいはずだ。

妻は箱買いしたいくらいうまかった、と言っていたけど、一般の人には買えないみたいだ。

妻の日記より

26週1日、産婦人科へ。検診はこれまでの4週に1回から、2週に1回になった。今日は糖負荷検査というのを受ける日。検査用のサイダーを飲み、その1時間後に採血をして血糖値をみるという検査で、1時間経っても血糖値が高い状態の場合、妊娠糖尿病の疑いありと判断される。

元々糖尿病でなかった人も、妊娠によって糖尿病になることがあるのだそうだ。結果は次回だが、引っかかったら本当に嫌だな。

もうそろそろ妊娠後期で、お出かけもままならなくなるっていう時に食事制限なんてくらったら、楽しみが何もなくなって精神がもたないよ。

飲まされたサイダーは瓶入りで、いかにも医療用っぽいラベルが貼ってあるからウワーまずそーと思ったけど、恐る恐る飲んでみたら、よく冷えていて、程よい甘さで美味しかった。貧血だって言われて鉄剤を出された。

毎回楽しみなエコーだが、今日もうつ伏せになって丸まっていたので顔が見えず。前回も前々回も同じ様な感じで、まるはいつも秘密主義なのだ。前回はかろうじて股間は見えて、性別は女の子だと確定し、股間がどアップになった写真を貰った。

表情がわかるような写真を貰ってる妊婦が心底羨ましいが、頭が胎児に乗っ取られてアホになっているので、股間もかわいいと思えた。

推定体重は700gで、26週にしてはやや小さめらしい。少し不安になるが、エコー中もボコボコ動いていたので元気そうだ。大丈夫。小さくて元気でかわいい。足もすらっとしているように見えた。将来は冨永愛みたいな体型になるかもしれない……!

その後、助産師との面談でおっぱいマッサージの説明を受けた後「せっかくなので見せてもらえませんか?」と言われて、一瞬何のことか分からなかった。まさか乳首の事だとは。しかも乳首をつねられるとは。

助産師が私の乳首をつねりながら、こうやって第一関節くらいの長さになるまでマッサージしろと言う。伸びた乳首は戻るんですかと聞いたら言葉を濁された。怖すぎ。こうして乳首のカスを取らないとダメなんですよ、とガーゼで擦られたのも痛くてヒエッてなったし、全体的に人権なさすぎてウケた。

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