アウェースタジアムには地元がある!!
さて、コロナ禍のせいでアウェー観戦が制限されてることに加え
夏の台風や大雨で延期された試合がいくつかありますが、
いかがお過ごしでしょうか。
今回はJリーグの醍醐味『アウェー』についてです。
『なぜサポーターはアウェーに遠征するのか?』
こんな話題はいろんな方が記事をかいてるのでわざわざやりません。
サポーターは遠征する生き物
遠征のためのお金の話なんかもいろいろ記事が挙がってます。
今回言いたいことは、タイトルにもある通り
アウェースタジアムには我らが地元が広がってるんです!!
「何言ってんだ」と思った方は、
この記事を読み終わってから口にしてください。
全国に広がるJリーグ
いまやこれだけのチームを抱えるJリーグ
リーグ戦だけでも約20チームと対戦し、その地域を訪れることが可能になり。
天皇杯も含めて物理的にはサッカーを見に全国20地域訪れることができ、
「アウェー芸人」や「アウェー遠征芸人」なんていう言葉が誕生するくらい
サッカーならではの文化になっていったわけですが
等々
サポーターから見れば、アウェー遠征ならではの楽しみがあります。
しかし、今回はサポーターにフォーカスはしません。
地元を離れたサポーターではない人
進学・就職などで地元を離れて首都圏や関西などの大都市圏に移り住む人は今の時代多くいる。
生まれた場所や育った場所、子ども時代を過ごした思い出の場所
これらは自分自身を構成するアイデンティティと呼ばれるもの
ただ地元を離れた人は心の奥底で地元の空気感を欲してるんですね!!
去年こんな広告が話題になったのを覚えてますか?
コロナに対する気持ちへの共感もあり伸びたツイートでしたが
他の地域出身の人から見ても
”広島”を感じるものだったから話題になったと考えてます。
地元にいるときはそこまでスタジアムに行ったことがなかった人でも
アウェーに集うサポーターが身にまとう地元の空気を吸いにやってきます。
同じ方言を喋り、ユニフォームを着た人たちがいる場所に身を置くことはとても居心地がいいんです。
まさに実家のような安心感
地元にまつわるチャントもあったりして、歌わないにしても自分のアイデンティティの確認になります。
縁はないけど最近ファン・サポーターになった人
別にホームタウンに縁もゆかりもないけどチームを好きなったなんて人はたくさんいます
最近では「私は兼サポです」という人も増えた気がする
かく言う私も縁もゆかりもない長崎のチームのVファーレン長崎のサポーターです。
なかなかホームはいけないけど首都圏のアウェーには積極的に参戦してる次第です。
地元の雰囲気を疑似体験しているんです。
ホームになかなか行けないけどアウェーの試合でも同じチームを応援する人たちと場を共有することで
自分自身がそのチームのファン・サポーターであると実感できます。
以上、アウェースタジアムに広がる地元について話してきましたが
まとめると
ということになります。
特に都市部のチームは相手のホームタウン出身だけどファンじゃない層を開拓できればかなりの観客動員数を稼げそうです。
相手チーム応援してくれなんて言えないから難しいけど。
これを読んでいるサポーターの方々は
サッカーを通じて第二、第三の地元を探してみてはいかがでしょうか。