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MADMAX 怒りのデス・ロード

 今回見たのはジョージ・ミラー監督のマッドマックス/怒りのデス・ロード。実は前作やリメイクされる前のマッドマックス見たことないんですが見ちゃいました。笑 リメイク前の作品も同じ監督が指揮を執ってるんですね。

 なんだろうこの爽快感?スピード感は!映像のところどころに早送りのような映像技術があるおかげで激しさやこの映画のあわただしさが強調されている感じがした。

 

、、、まてよ、なんかこの技術見たことあるな。

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アメリだ!あのフランス映画の名作(僕は見た当時面白さが分かりませんでした、フランス映画苦手です、、、)に同じような技法が使われていた気がする!監督もいろんな映画を見てインスピレーションを得たのかなあ。

 僕が気に入ってるのは緑の地が荒廃し、毒に侵されていることをフュオリサが知ったシーン。

あの空気感、悲壮感も混ざりつつやり場のない怒りと虚しさ。彼女のあの時の感情の大きさが計り知れない。それとあのシーンの前に荒廃しきった緑の地を進むところが映されているから頭の中でフラッシュバックしたのも相まってこちらもいたたまれない気持ちになる。

見事だと思った、心が映像に持っていかれた。彼女なら緑の地を自身で築きあげることができるだろうな。

 あとはそれぞれに専用のハンドルがあるのもよかった。誰のがいいかなああ。ハリーポッターの杖みたいに売ってないかな。


 総合的にいい映画だった。導入が少ないのに物語の内容がつかみやすいし、出てくる乗り物、人物、彼らと風景が醸し出す雰囲気も最高。環境は荒れ果てているのにフュリオサたちの目は死んでいないところとか。みんなかっこいいのに不気味なところとか。唯一無二って言葉が合う映画。

大学生です。男です。 日々見た洋画の感想を気まぐれに書いていこうと思っています。あと日常のことも。 よろしくお願いします。