愛について

私はとにかくしゃべることが大好きなのですが、最近は自分がしゃべっている話の内容や言葉を聴きながら眠るのにハマっています。(キモ・自己紹介)

結構ガッツリ過去のトラウマエピソードとか話しちゃってるので、別に全部は聴かなくていいんですが、1:38:22~以降のくだりについて自分で聞き返してて「おっ」となったので、自分用にメモろ!!というのがこの記事です。もうこのスペースも今年の1月のやつですからね。ちょうど10ヶ月前。10ヶ月もあれば人は変わるもんです。この10ヶ月の間で私の身にはさまざまなことがたくさんあったので、考え的にも人間的にもかなり変わった……というか変わらざるを得なかった部分があるので、それも含めてメモ。

※上記のスペースは完全に一人の部屋でスマホ画面に向かいながら思考整理でしゃべっており、同空間に他者がいるとかではありません。たまに相づちとか打ってますが、自分で自分と会話しているだけです。「あれって誰と話してたんですか?」などよく訊かれるので念のため、、、(ほんとにあった怖い話)


去年までの自分

■愛するということ=リスク

「現実世界の人間を愛するということにはね、リスクがつきまとうんだよね」

1:38:22~

これはどういう事かというと、(上記のスペースを最初から聴くとわかるんですが)もともと私は諸々の事情で現実世界に生きている生身の人間と恋愛関係を築くことを最初から諦めていました。喪女とか女オタクとか、そういう話以前の問題で、単に私が大切な相手と傷つけ合ったりするのが嫌だったからです。他人と一緒にいる限り、そういう機会って絶対訪れるじゃないですか。そういう「仕方なさ」とか「乗り越え」に対する覚悟や勇気を持てなかった・あるいは持とうとすらしていなかった時期のやつですね。

なので、私は己の中から湧き出てくる感情や激情はほとんどすべて創作という形をとって架空のキャラクターにぶつけていたわけです。実体のないモノと一人で遊んでいれば、被害者は出ませんからね。

「最近よく夢見るんだけどさ、(中略)リアルの知り合いの子と付き合ったりする夢なんだけど、(中略)そのとき本当に辛くなっちゃうんだよね。なんか、あ~あってなる。すっごい落胆する。『もう付き合っちゃおうか、あたしたち!』っていう夢の内容を見たとき、すっごい落ち込むしすっごい絶望するし、『ああ、もうあたしどこにも行けないな……』って気持ちになる。(中略)悪夢なんだよね正直。現実世界の誰かと付き合うことって」

1:38:42~

あと「もう自分がどこにも行けなくなる(帰れなくなる)」という強い恐怖・絶望もありました。
その後に「現実世界に繋ぎ留められてしまうわけ、あたしという存在が」「あたし一生ここ(現実世界)にいなくちゃいけないんだ」と続けていることからわかる通り、この時の私は10年以上にわたって架空(フィクション)の世界を拠点・根城としていた(そう思い込むことによって自分を守っていた)ため、「居住地であるはずの架空の世界から現実世界に存在を固定されたらもう戻れなくなるかもしれない!」という強い恐怖がありました。自分の生まれ育った故郷や家族が燃えつきて跡形もなくなってしまう、みたいな怖さに近いかも。実際、自分の故郷や家族が跡形もなく消えちゃったら怖くないすか?


■プライドや恐れを捨てた素直さ、いちばん大事です

ではなぜ私がそこまでフィクションに固執・執着していたかというと、理由は至ってシンプルで、単に自分の本心や素直な感情をさらけ出せる場所が創作の世界しかなかったからです

私は……まあ……あんまり家庭環境や幼少期に育った環境が良くなかったので……それによって身についてしまった処世術のひとつに己の感情や意思、本心とはまったく真逆のことをしてしまうという悪癖があるのですが…………(どうやら世の中には「過剰適応」という言葉があるっぽいっすね)

冒頭のスペースで私が「現実世界で恋愛をしている人たちのことを『不自由だ』と思ってしまい、あんまり見ていられない」と発言していますが、それもそのはず、マジでシンプルに私が自分の中のものさしで他人のアレソレを測ってただけだったってオチです。相手に合わせて自分の意思や感情を捻じ曲げるのがデフォルトだった人間が、そんな場所に存在を固定されてしまうようなある種の契約関係(恋愛関係)なんか結んじゃったら「自分が自分でいられる場所」からますます遠ざかってしまうため、精神が崩壊するのは当然

つまり「本当の私を受け入れてくれるのはフィクションだけで、私自身が作った世界の中にしかない」状態だったわけですね。架空のキャラクター相手にしか心を開けなくなるとこういう事になります。
もちろん、この時はこの時で十分幸せだし満たされてました。それだけはちゃんと断言しておきたい。私はこの時の自分のことも大好きだし、一つも恥ずかしいなんて思わないし、当時の私なりに現実世界の大切な友人たちを大切にしようとしていた証なので。

※下のリンクは夢絵なので、苦手な方は注意


■『友達』という名の愛

「『友達』って広義だし、広義であるべきコミュニティだと思うから」「『友達』ってラクなんだよな」「私恋愛感情はあるけど、『友達』っていう関係がいちばん好きだし。(中略)いろんな関係性の『友達』があると思うしさ」

1:43:14~

私は「好きなもの何?」と訊かれたら真っ先に「友達!!!」と答えるぐらい友達が大好きなのですが、それはほとんど【愛】の言い換えなんですよね。【つながり】と言ってもよい。もちろん元々『友情』そのものに対するオタク的性的嗜好や思想、こだわりやカップリング性もあるんですけど……。

犬/猫好きな方たちが「(己の飼っている犬/猫を指して)【愛】そのものの形をしている」と言っているのをたまに見かけますが、感覚としてはそれに近いかもしれない。友達=𝓛𝓸𝓿𝓮なので、友達から「飲もうや!!」って誘われたら「行く!!!」ってなるし、私という個体を認知してくれる『友達』という他個体たちに定期的に会わないと、アイデンティティ=自我が崩壊します。これは最近知った自分情報です。

とはいえ、いま思うと、この時までの自分って要するにデフォルトで人大好き・愛情大好きだった心優しい子供が家族(母親)から適切な愛情を与えてもらえず、本来与えてもらえるはずだったそれを『友達』と名付けた他者に向けることで、私という個体をいい感じに承認してくれる母親代わりの存在を求めてた感じなのかなと思います。痛い痛い痛いいたいいたい(心が千切れる音)

まあ……人には人のいろんな事情があるよな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


現在

ここまで諸々含めて、「じゃあ今はどうなん?」という話になりますが、実は上記のスペースからこの10ヶ月の間で

①現実世界に好きな人ができた
②現実世界にちゃんと心を開いて素直に本心を言い合える親友ができた
③①の好きな人にちゃんと失恋した
④それとは別の大切な友人から告白されて交際した
⑤④と同棲した
⑥派手に喧嘩別れをして同棲解消&破局 ←イマココ

がありました。うーん!!!!!濃厚!!!!!!!!!!!

なんだかんだで事が運び、現実世界に生きている生身の人間と付き合うということをしていました。すっご~~~い!!!このスペースでしゃべってる当時の私が聞いたところで、一切信じないでしょうね。それぐらいアジナイト史の中ではデカすぎる出来事でした。
「自分のことを心から愛してくれる人」って、実在するものなんですね。それが今年はかなりビックリしたかも。私はこれまでの人生の中で愛の告白をされたことも特になかったので、そういうのって本当に夢物語だと思ってました。実際夢物語に近いんだろうな。だってほとんど奇跡だもんね。

で、過去の私が恐れていた「もう自分がどこにも行けなくなる(帰れなくなる)」みたいな強い恐怖・絶望だったりとか、

「誰かと付き合った途端すっごい鬱になるんだろうな私」

1:42:07~

こういう「もう創作の世界に帰れなくなる・離れてしまうかも」という鬱々とした気持ちは一切無かったです。それもすごくよかった。そうならなかったのは、「現実世界にもちゃんと私の居場所がある」ということを、親友たちを始めその人が教えてくれたからですね。
環境やタイミング・個々の状態などの状況があまり良くなくて今は距離を空けているけれど、私がいちばん助かったのは、約一年の友達付き合いの中で、今まで私があれだけ取り繕っていた自分自身の醜い部分をしっかりと見抜いてくれていたことですね。そういうある種の鋭さや嗅覚を持つ人が、本当に実在するんだ……って感じでただただ圧倒されました。嘘をつく上手さだけは自信があったのに……負けた……!!って感じ。

とにかく2023年はリアル問題が波瀾万丈すぎて、恐らく人生で最もPC起動時間の短かった一年だったのですが、人生でめちゃくちゃ良いこともめちゃくちゃ悪いこともありました。全体を通して感情のジェットコースターがすごい一年だったな~と思います。もうちょっと(1ヶ月)だけ続くんじゃ


■この一年でこれだけ成長しました

≪良かったこと≫
・一人でも人前でもちゃんと泣けるようになった(今までできませんでした)
・本心や素直な感情を口に出して聞いてもらえる親友たちができた
・真正面から真っ当に素直な恋愛ができた
・自分のことを心から愛してくれる人ってマジでちゃんと現実世界に存在するんだ……と知れた(そういうのってフィクションの中だけの話だと思ってました)

≪悪かったこと≫
・うつ病になった(多分躁うつ)
・↑によって創作活動がほとんどできなかった
・感情や行動のコントロールが上手くできず、特にストレスが大きかった
・躁状態による衝動的な行動でいろんな人に迷惑をかけた

やっぱり「泣けるようになった」がね~~~、かなりデカい!!!!!みんな最近泣いてますか??大人になってから泣けてますか?
もともと多分それなりに泣き虫だったはずなんですが、私自身がちょっとした事であまりにも傷つきやすい個体だったのと、その繊細さがあまり世間として一般的な感受性ではないらしいことをいつの間にか学習し、無意識に無理やり封じ込めちゃってたっぽいですね。それを呼び起こさせてくれた親友たち、受け入れてくれた(元)恋人には、改めて感謝の気持ちを述べます。いつも本当にありがとう~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!愛してるぞ


まあ今この時期この瞬間にも現在進行形でいろんな事が起きておりまして、思考や心のリソースをかなり持っていかれており、それらにちゃんと改めて向き合おうとしたり乗り越えようとしたりダメだったりその日だけでも忘れよう~~と予定を入れまくってたら10月の完全オフ日が一ヶ月の中で計2.5日しかありませんでした。みんなスケジューリングには気を付けよう!

これ全部外出予定でした

いや本当に人間としてはまだまだ全然マジで未熟な部分もたくさんあり、大切な人たちに迷惑をかけっぱなしなのですが……。今はまだ頭や心がまったく整理できてない状態なので、日々成長痛に耐えながら、なんとか少しずつ無理せず休みながら、立て直そうとしている最中です。まだもうちょいかかりそう。
ひとまず今は、前みたいに自分の「好き!!!」という情熱をまた見つけて、それを表現するための絵や文章をまた書けるようになるために頑張ってます。

まあなんにせよ……私は友達のことが大・大・大好きなので……多分いろんなところでバーテンやったり呼ばれたりしたらだんだん復活するんじゃねえかなと思ってます!!!みんな誘ってねーーーー!!!!!!!!!!!あとイベントもやらせてください!!!!来てください!!!!!!!!アジナイトとしゃべりましょう!!!!!!!自分全然朝までいけるんで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

そんな感じです。久しぶりにこれだけ長い文章書けて満足しました。1時間で1,000字書いてる計算になるっぽい。
ということで、思考整理・兼・近況報告でした。ここまで読んでくださりありがとうございました!!!愛してるぞ!!!!!!!!!!


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