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2023年、電子書籍出版からの動画編集、そしてどこへ???

若い頃は、目の前においしそうなエサや気になるものがちらつくと、よく考えずに飛びついていました。そのエサに巡り合ったのは運命に違いない、と思い込んでいたのです。

でも、結果は消化不良でした。どれも中途半端で結局何も身につかなかった。あれこれ気になるものがあって、優先順位を決めなければいけないのに、結局面倒くさくなって何もやらないという状態。

それではいけないと気が付いたのは、恥ずかしながらここ何年かのことでした。意識して直そうと思うものの癖は抜けなくて、ちょっと気を抜くとあっちへふらふら、こっちへふらふらとしてしまいます。

軸を決めることから始まった2023年

そんな自分を意識しつつ、何とか中途半端を卒業しようともがいていました。

その第一ステップは、電子書籍出版でした。
2021年、なんとなく電子書籍を出したいとそのためのコミュニティに入ったものの(ライティングカレッジ)、1年以上進めることができずにいたのです。自分の弱さが原因なのだけど、これではダメだ!今年中に!と思ったのが2023年の1月。それでも「今月中に」が「今年度中に」になり、やっとのことで一冊産み落としました(kindle3部門1位獲得しました)!

さらに、出版をしようという直前のタイミングで、次の学びのチャンスが舞い込んできました。

妹からの「動画編集」学びの誘い

わたしには、2人妹がいます。そのうちの1人、4歳離れた下の妹は、アメリカに住んで10数年。私も実家から離れたところに住んでいるので、大人になった今はなかなか会えませんでした。コロナ禍の影響でなおさら、です。でもその代わり、オンラインで連絡を取る機会が増えました。年老いた両親と実家のことを考えるにあたり、オンラインで連絡を取っていったのです。そんな中、その下の妹が動画編集のためのオンラインスクールに入り、私も一緒に学ばないかと誘ってくれました。

これは飛びついてしまうと自分がそれまでやろうと思ってきたことができなくなるやつかも、と思いました。
自分が選択したタイミングでないのに、棚ぼたでやってきた学びの機会に飛びついていいものだろうか。

でも、親族6人まで無料で学べるのはチャンスかもしれない、また、妹の行動力は見習いたいと普段から思っていたといった理由から、何とかなるだろうと参加してみることに。
実際は相当な覚悟が必要でしたが。

ある程度パソコンを日常的に触っていたし、何とかなるだろうと思っていた3月。のんびり構えていたら、恐ろしいスピードで学習が進んでいったのです。毎週金曜日の夜9時から2時間以上の講義。2週間に1回程度の課題提出。なんと、3月から9月までの7カ月、毎週勉強が続きました。参加できないときはアーカイブで学ぶことができましたが、時間のやりくりは大変でした。それでも、苦労のかいあってAdobeのPremiere Pro、photoshop、After Effectsを一通り触ることができるようになりました。

学習中は何度も壁にぶち当たりました。途中であきらめて離脱しそうになったことも。でも「リスタート組」なるクラスもできて、先を行く同期にフォローしてもらったり、仲間同士で励まし合ったりして、何とかスキルを身につけることができたのです。

その一方で、手放したものもありました。
人生初参加したオンラインコミュニティ、ライターゼミは居心地のよい場所でしたが、活動にほぼ参加できなくなっていたため、自主卒業することを決めたのでした。

ライティング×動画編集

動画編集講義は、学ぶ意味を模索しながらの学習でした。学ぶことでどう生かしていくか。ゴールが見えていないものの、今回の学びは無駄になることはないだろう、と向き合っていったのです。そして何とか与えられた全課題を修了。コミュニティ独自の卒業資格は金銭的な都合で申請しなかったのですが、動画での仕事もいくつか経験することができました。

一番大きかったのがクラウドワークス・みんなのカレッジの案件獲得(副業・フリーランス)コース実践編の動画講義の編集をしたことです。編集内容も評価していただけたと思っています。
この仕事獲得のきっかけは、ライターゼミでつながりを作れていたから。つながりの重要性を実感した夏でした。

やっぱり、飛びついていた

秋以降、動画編集の学習が一段落、ちょっと力が抜けたけれど、継続して受けていた仕事をしながら、ゆる~く向き合っていました。

そんな中で妹が中心となり、出身地である静岡の魅力をインバウンド客にアピールするプロジェクトが起動しました。私も少しだけ参加しています。よかったらご覧ください。
Shizuoka Japan Travel Guide(@tourismshizuoka) • Instagram写真と動画

さらに、10月にはよく聞いている音声配信番組voicy・フジテレビ元アナウンサー森下知哉さんのオンラインサロンに参加しました。これは、よく考えて加入を決めたつもりですが、タイムリミットもあったのでやはり飛びついてしまったような気もします。ニュース情報を効率的に収集したかったし、自分の情報の取り方に疑問も感じていたので参加を決めました。勢い、大事かもしれません。
このサロンでは、それまで学んだ動画編集が思いがけず生かせることになりました。アウトプットを動画でする機会が増えたのです。ただ、編集ばかりを学んでいて、撮影スキルについてはスタートラインに立ったばかり。自分で素材を用意する力がまだ十分でないので、2024年につなげていきます!

2023年をバネに

11月、12月は大きな動きはなかったけれど、だらだらインプット時間が多かった気がします。これは、反省点です。2024年は積極的にアウトプットしていこうと思います。

以上、23年の振り返りでした。

みなさんにとって2024年も飛躍の年となりますように。



#今年のふり返り

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一ノ勢さい子(二拠点生活を目指す人)
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