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私が売ってるのは、集中力。

こんにちは、はんぺん丸です。フリーランスの、映像プランナー、ときどきコピーライターをしています。こちらのマガジンを運営しています↓

さて、マガジンの今号のテーマは「ピンチを乗り切れ❗️」。
自分もフリーランス歴もう20年超のベテランです。
今までに、さぞかし色んなピンチを乗り越えて来てるはず…と、記憶の引き出しをバタンバタン、開けてみたんですが。

意外と、印象に残るほどの仕事上の大ピンチって、なかった…。

毎日テンパって、「どうしようどうしよう」って焦ってるけど。ライトなピンチが常態化してて、ひとつひとつをピンチって認識してなかったかも。

あとは、どう考えてもキャパオーバーしそうな、真のピンチに引きずり込まれそうな仕事はサクッと断っちゃってるのもある。アラフィフで、身体的にも無理効かないし。

私にとって、ほんとうのピンチは、ずばり目の前の仕事に興味が持てない時。心が入らず、サラーっとこなしてしまいそうな時「このままでは、や、やばい!」と感じる。

自分に限らずだけど、ひと通りのスキルを身につけて一本立ちしたアイデア職の人が売っているのは、スキルそのものだけではなくて。

スキルとスキルを適切に組み合わせてオーダーをクリアする、判断力と集中力なのだと思う。

そして、究極の集中力は、強い興味から生まれる。

例えば、街を歩いていても、車好きの人は通りがかる車の車種を実によく見ているし、ファッションが好きな人は他の人の服装を覚えていたりする。
さらには恋愛初期の頃、相手のひと言ひと言、一挙手一投足を見逃すまいと集中していた思い出は、誰にでもあると思う。

あの、強い興味から生まれるピュアな集中力こそ、いい仕事をさせてくれる一番の原動力になる。

当然、興味のあるジャンルやテーマの仕事ばかりが来るわけではないので、自分の興味そのものを広げていくしかない。

出会うさまざまなことやらモノに興味を持つ。一見、気の合わなさそうな人や、自分とは縁のなさそうなモノに「あっ、ここは面白い。ここは興味持てる」というところを見出していく。日頃からそれを心がけるのが、私のピンチを脱する方法。

この世に、本当に退屈なものなどないはずだから。

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